★目次★
美しい自然や多様な文化にあふれるアフリカ大陸。しかしその一方で、気候や衛生環境の違いから、日本ではあまり見られない感染症が存在します。
旅行やボランティア、ビジネスなどでアフリカを訪れる際には、現地で感染する可能性のある病気を知っておくことが大切です。
今回は、アフリカで感染する可能性のある感染症のひとつ 「チクングニア熱」 をご紹介します。
チクングニア熱
| 概要 | 蚊に刺されることで広がるウイルス性疾患。「チクングニア」とは、アフリカの現地語で痛みによって「かがんで歩く」という言葉に由来する。 |
| 感染源 | チクングニアウイルスを保有するヤブカ属のネッタイシマカやヒトスジシマカからヒトにウイルスが運ばれて感染。 |
| 症状 | 発熱、関節痛、発疹、結膜炎や神経系の症状など。ヒトからヒトへとうつることはない。 |
| 潜伏期間 | 2~12日(通常3~7日) |
| 感染地域 | アフリカの熱帯・亜熱帯 |
| 致死率 | 致死性は低い |
| 治療法 | ウイルスに対する治療薬はなく、症状に応じた対症療法となる。出血傾向をきたすことがあるためサリチル酸系の解熱・鎮痛剤を避け、アセトアミノフェンを服用する。 |
| 予防方法 | ワクチンや予防薬はない。虫除け対策を徹底しよう。 |
参考:
・https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/name32.html
・https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000168030.html
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