★目次★
こんにちは!Pick-Up! アフリカです。本日は、ルワンダで年間200人を超える日本人が参加するKISEKIのボランティア・インターンシッププログラムについてご紹介します。代表の山田美緒氏にインタビューし、プログラムの内容や想いをお伺いしました。
ただのアフリカ観光に留まることなく、現地の方々との交流や国際協力を自分の手で実際にやってみたい人におすすめのプログラムです。
ぜひ最後までご覧ください!
KISEKIのボランティア・インターンシッププログラムとは
場所 | ルワンダ、キガリ |
時期・日数 | 年中募集、1週間~6ヵ月 |
費用 | 1週間500USD/2週間1,000USD/1ヶ月1,500USD(宿泊場所/月~金の朝・昼・夕食/スラムツアー込み) |
内容(例) | KISEKIが運営する託児所とナーサリーで子どもたちのお世話とママたちのお手伝いKISEKIが運営する訓練校でテイラーを目指す方々との交流KISEKIが実施する様々なツアーへの参加自分がやってみたいことへの挑戦!例えば…ママたちへの英会話教室、子どもたちへ家庭教師などやりたいことを応援してくれる環境 |
KISEKIで参加可能なツアー | スラムツアー、スラムホームステイ、農村ツアーなど |
歓迎 | 国際協力やアフリカ、海外で働くことに興味がある人ルワンダに来てみたい人ルワンダでフィールドワークをしたい人…など |
HP | https://kisekirwandatravel.com/ |
https://www.instagram.com/kiseki.rwanda/ |
代表・山田美緒さんプロフィール
名前:山田美緒
大阪外国語大学スワヒリ語専攻(現大阪大学)在学中にアフリカ大陸を日本人女性初単独縦断5,000km。その後世界24か国を自転車で旅する。
雑誌ソトコトの社員として同社がケニアのマサイマラで経営する5つ星ホテル『ムパタサファリクラブ』の営業担当、築地本願寺境内のイタリアンレストラン『カフェドシンラン』の立ち上げスタッフとして勤務。
その後、企業数社とスポンサー契約しサイクリストとして独立、自転車×ソーシャルな活動を行う。
2010年一般社団法人コグウェイを設立、サイクルツーリズムの振興に携わり、100人10か国以上の国内外サイクリストが参加し四国を一周するツアーを2011年より5回開催。その業績は各方面で高く評価され池田市観光大使、高知県観光特使、エリトリア共和国観光親善大使に任命される。
現在は3人の男の子の子育てをしながら、ルワンダ屈指のおせっかい母ちゃんとして「お母さんが笑顔で暮らせる社会を創る」ため、子ども食堂・託児所・幼稚園・職業訓練校・妊産婦ケア・ICT教育・食育など幅広く活動中。毎年200名以上の日本人が参加するボランティア・インターンプログラムを現地・オンラインで運営。国際協力やアフリカで何かやってみたい人を後押ししつつ、その収益を社会課題の解決に投入するソーシャルビジネスとして国内外から注目を集めている。
シチズンオブザイヤー2023受賞。
著書:マンゴーと丸坊主(幻冬舎)、満点バイク(木楽舎)、満点自行車(台湾)、バイシクルガール(共著、PHP)
事業内容について
──まずは、KISEKIが行っている事業について教えてください。
現在KISEKIでは、地域のシングルマザーや女性たちの雇用創出を軸に、妊産婦支援ワークショップ、子ども向けの教育支援、ICT教育など多岐にわたる活動を行っています。また、インターンシップ・ボランティアプログラムも提供しており、日本から年間約150名の方々が1週間〜半年間の滞在を通して、地域の課題に触れながら貢献してくださっています。このプログラムの参加費が主な収入源となっており、それによって地域支援が持続可能な形で行えています。
活動への想いと、立ち上げの背景
──この活動を始めたきっかけを教えてください。
2016年、ルワンダで日本食レストランを開業したことがすべての始まりでした。ただ、現地スタッフとのマネジメントは想像以上に難しく、盗みや遅刻、無断欠勤など、多くの壁に直面しました。そんな中、ひとりのシングルマザーのクリーナーの女性が、非常に真面目に働いてくれていて、彼女のような人ともっと働きたいと思ったんです。彼女にあなたみたいな人と一緒に働きたいと伝えたら、彼女が翌日、50人のシングルマザーを連れてきたのです。私自身3人の子供を育てながらレストラン運営をしていたこともあり、その姿に胸を打たれ、彼女たちのために雇用の場を作ろうと決意したのが転機でした。
その後、コロナの影響でレストランを閉じることになり、幼児教育や妊産婦のケアなどの社会課題により直接向き合う現在の形へと移行しました。NGOとして寄付に頼るのではなく、価値があるから、うちに来てもらえて、うちのビジネスが回るというスタイルを作りたかったので、うちのおっちょこちょいのシングルマザーたちを、最大のコンテンツとしたボランティアインターンシッププログラムというのを立ち上げ、「価値のある活動だからこそ人が集まる」というビジネスモデルを目指し、活動を展開しています。
参加型プログラムがもたらす変化
──インターンやボランティアに参加する人たちには、どのような変化がありますか?
一番多いのは「ルワンダにちょっと行ってみたい」という観光感覚で来られる方ですが、そうした方ほど現地での出会いや経験に衝撃を受け、人生観が変わることもあります。
プログラムに参加した方の中には、小学生で参加し、日本に戻ってから支援活動を立ち上げる子もいます。たとえば、小学4年生の男の子が日本で募金活動を行い、5人の幼稚園児の3年間の学費を集めたという事例もあります。中学生が講演会で募金を集め、栄養失調の子どもたちに食事を届ける活動をしてくれたこともあります。
「知らないあなたにこそ来てほしい」
──どういった人に、KISEKIの活動に参加してほしいと考えていますか?
「この世界なんて変わらない」とか、「何やっても良くならない」と思っているような人たちに対して、小さな世界なら変えることができるという意味で、知ってもらいたいです。
手の届く世界に小さな変化を作る経験を一緒にしましょう。
参加方法について
──インターンやボランティアに参加するにはどうすれば良いですか?
KISEKIの公式ホームページにある「お問い合わせ」フォームからご連絡いただければ、いつでも参加をご案内できます。滞在先として「KISEKIレジデンス」をご用意しており、4〜6人部屋のドミトリー形式で、男女別に分かれています。ルームシェアを通じて、参加者同士の交流も生まれやすい環境です。
いかがでしたか?
ルワンダ渡航完全ガイドブックでは、KISEKIのボランティア・インターンシッププログラムについてご紹介しています。
興味がある方はぜひお手に取っていただけますと幸いです。
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