Pick-Up! アフリカの運営メンバーです! ルワンダで留学・インターン・プロサッカーチームの練習生をやっていました。 X→Hiro_Pick_Up

皆さんこんにちは!Pick-Up! アフリカのHiroです。

前回に引き続き、ナミビアロードトリップで役立つ情報をお伝えします!

前回の旅程情報はこちらから。

事前準備

まず、ナミビアでロードトリップする際にすべき事前準備をお伝えします。

人集め

ロードトリップの仲間を見つけることが最初のステップです。一人でのロードトリップも可能ですが、費用と安全面を考慮すると、二人以上での旅行が理想的です。

私は幸運にも、大学の友人7人がナミビアでのロードトリップを希望するという奇跡的な機会に恵まれましたが、社会人の方にとっては、参加者を集めるのが難しいかもしれません。そんな時には、これらのアプリがおすすめです。

  1. HostelWorld

海外旅行でのコミュニティ作りで有名なアプリ。ホームステイ先を探す際に使われることが多いですが、バックパッカーの間で現地でのロードトリップ仲間集めにも使われています。利用者が多くおすすめ。

  1. Going Solo

日本ではあまり有名ではありませんが、友達のスウェーデン人が南アフリカでのロードトリップの際に仲間集めで使っていました。アフリカ旅での利用者が多いのかもしれません。試してみる価値あり。

両者とも海外の方との旅が基本になります。安全面に気をつけてチャレンジしてみてください。

また、狭いアフリカ好き日本人コミュニティでは、直接の交渉もとても有効。アフリカにいる知り合いの知り合いづてで…というパターンも大いに考えられるので、諦めずに聞き取りをしてみましょう!

レンタカー会社に直接連絡してみるのもあり。自身の情報を開示し、ロードトリップ仲間を探していると伝えれば、同時期にレンタカーを借りる人にコンタクトを取れるかもしれません。

しかし、長い時間密室での移動となり、キャンプをするとなるとほぼほぼ共同生活になるため、知り合いとの旅がやはりおすすめです。

奇跡的に集まった7人と借りたランクル。

旅程組み

人が集まったら次は旅程を組みましょう。
旅程を組む際に注意すべきことは、余裕を持ったスケジュールにすること!

必ず何かしらのアクシデントが発生します。私はデッドフレイからフィッシュリバーキャニオンへの移動中に事故を起こし、予定が1日遅れました。
また、ナミビアの道中は何の観光名所ではなくても絶景が広がっており、何度も車を止めたくなります。

返却場所には余裕を持って到着できる旅程にしましょう!ぜひ前回ご紹介した旅程を参考にしてください。

ナミビアは移動中も絶景のオンパレード。写真を撮りに車を降りるとなかなか前に進みません。

レンタカー手配

レンタカーを借りる日程が決まったら、レンタカー会社に連絡して手配を始めましょう。

私たちが今回利用したレンタカー会社はここ。

https://www.hire4x4namibia.com/

二人乗りのジムニーからSUV、ランドクルーザーまで幅広い車種を取り揃えています。

予約手続きや保険対応もしっかりしており、おすすめです。

私たちは7人乗りのランドクルーザーをキャンプ用品セットで手配しました。

かなり大きく重いマニュアル四駆車だったため運転は難しかったですが、とても頑丈な良い車でした。

ナミビアの道路は状態が悪いことが多々あり、四駆をお勧めしますし、レンタカー会社が車によって入れないエリアを指定していることもあるため要注意です。

詳しくは注意事項でご確認ください!

費用

次は皆さん気になるであろう費用に関してです!
旅を通してかかった費用は以下のとおりです。(ウィントフックからケープタウンまでの14日間)

レンタカー(保険代込み)+キャンプ用品
約¥500,000(一人当たり¥71,428)

食費
約¥245,000(一人当たり¥3,500)

宿泊費
約¥190,000(一人当たり¥27,142)

ガソリン
約¥120,000(一人当たり¥17,142)

アクティビティ費(国立公園の入場料など)
約¥100,000(一人当たり¥14,285)

合計
約¥984,000(一人当たり¥140,571)

私たちは7人と大所帯であったため、レンタカー代やガソリン代、宿泊費などをかなり抑えることができたと思います。食費も全員でかなり抑えにいったので、一般的にはもう少し費用がかかることになると思います。

一方で、私たちは旅程の関係から、南アフリカのケープタウンでレンタカーを返却するオプションを付けたため、そこでプラス10万円の費用がかかりました。ウィントフックで車を返却すれば安く済みますが、南アフリカに大所帯で移動する場合はこのオプションをつけて、ナミビアの南エリアを観光した後にケープタウンに向かうプランが費用的にも旅の内容的にもおすすめです!

注意事項

最後にナミビアでロードトリップをする際の注意事項をお伝えします。

運転

やはり一番危険を伴うのが運転です。ナミビアの道路は首都を離れるとアスファルトで整備されていない砂地の道になります。

道路はA~Dにランクづけされており、Google Mapで確認することができます。

Cランクから砂利道になることが多く、場所によってはハンドルを取られるような道路状況になってきます。制限速度は100km/hになっていることが多いですが、80km/h程度で走行することをお勧めします!

Bランクの道路。日本と変わらない質です。走り心地最高!

Cランクの道路。砂利道になり、アップダウンも激しくなります。しっかりハンドルを握っていないと危ないです。

Dランクはあまり走る機会がなかったですが、体感的にCランクと変わらない状態でした。

このような注意標識がある場所は急な傾斜や穴、崖まであることも。注意標識が見えたら必ず速度を落としましょう!!時速20km程度まで速度を落とさないと、揺れがとんでもないことになります。

急な天候変化にも要注意で、私たちは砂嵐やプチ洪水などに遭遇し、川を車で渡ることもありました!

私は急な雨でできた大きな穴に車で突っ込んでしまい、出られなくなってしまう事故を起こしました。超幸運なことに20分ほどで通りかかった現地の方にレッカーで救出してもらえましたが、車通りが少ない道路だったためここで夜を明かしてロードサービスを待つ可能性も十分にありました。

四駆車2台で救出してもらう様子。ちなみにこの道路はCランクでした…

交通量が限りなく少ないため、スピードを出したくなってしまうナミビアの道路ですが、十分安全に配慮して運転することが必要です。

特に暗くなってからの運転はお勧めしません(穴に突っ込んだ時も夕暮れ時でした)。

心配になるのが燃料に関してですが、ガソリンスタンドが街に必ず一つはあるのであまり心配いりません。支払いもクレジットカードが利用可能で安心です。

燃料価格は日本とあまり変わらなかったです。

衣服

ナミビアでの宿泊は、費用を抑えようとするとキャンプサイトの利用が多くなると思いますが、エトーシャやスケルトンコースト、セスリエムといった地方にあるキャンプサイトには基本的に洗濯機がありません

私たちは下着を多く持ち、同じ服を繰り返し着ることで対応していました。

しかし、砂漠地帯のナミビアは砂っぽく、服がとても汚れます!!汚れても問題ない衣服で旅行することをお勧めします。

私が旅行した3月は雨季のシーズンで暑さ控えめでしたが、基本的に半袖短パンで過ごすことができました。

砂漠の夜は冷え込みましたが、ダウン等は必要なく、長袖長ズボンに羽織が一枚あれば問題ありませんでした。

一方、乾季の7月は首都でも最低気温が7℃になることもあるそう!乾季のシーズンはダウン等の防寒着が必要かもしれません。

治安

ナミビア内で私たちが通ったルートでは危険な目に遭うことはありませんでしたし、危ない雰囲気を感じることもありませんでした。しかし、外務省は国境地帯では、不法移民の流入、車両の盗難、麻薬や銃器の違法取引、密猟等の犯罪が報告されていると発表しています(外務省 危険情報参照)。実際にカティマムリロからウィントフックにバスで向かっている途中に立ち寄った、アンゴラ国境近くのルンドゥという街では若干の治安の悪さを感じました。

また、南アフリカの治安はナミビアとは全く異なり、常に警戒が必要です。私たちがケープタウンに向かう途中に宿泊したスプリングボックには夜遅くに到着したため、街の様子は車内からしか分かりませんでしたが、その限られた情報だけでも「夜に出歩くのは危険だ」と感じました。具体的には店のシャッターが全て降りていて、人通りが少なく、暗い感じです。ケープタウンは国際的観光都市ですが、外務省は窃盗、詐欺、車上狙い等が多く見られると報告しており、注意が必要です。(外務省 危険情報参照

まとめ

いかがだったでしょうか?
皆さんもぜひナミビアでロードトリップにチャレンジしてみてください!

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