ルワンダ人の学生を多く抱える神戸情報大学院大学様より、ルワンダ人のインターンシップの機会に関しまして情報がありますので、下記共有いたします。
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神戸情報大学院大学(KIC)は、企業の即戦力となれるICT人材を育成する大学院大学です。ABEイニシアチブ等の奨学金を活用してアフリカやアジアから来た多くの留学生が、神戸での2年間の修士課程で学んでいます。KICの教育の核にあるのは、自らの強みを活かして社会に貢献し価値を生み出す「探究実践」です。「探究実践」の考え方を用いて課題に対し実務的なICT技術を活用した解決策を立案し、課題解決実践のリーダーシップが発揮できるICTイノベータを育成しています。
2017年秋からは、JICAと神戸市の支援を受けて、ルワンダの首都キガリで、ICT人材育成の事業を行いました。この事業では、高校生から20代半ばまでの若手ICT人材に対し、6か月程度の研修プログラムを提供しました。日本での修士課程の凝縮版と言えるこの濃密なプログラムでは、 IoTの技術を使って社会課題を解決することをテーマとし、探求実践やIoTについての座学ののちに、3人程度のグループ別に試作品の製作に取り組みました。少人数体制で3度のコースに分けて研修を行ったこの事業がこの7月末に終了し、合計で47人の卒業生が実践的なIoTの技術と課題解決のスキルを身につけて巣立っていきました。
7月初旬に最後のコースを卒業した17人の中に、日本企業でのインターンシップを希望している学生がいます。この二人は、ルワンダの東大と言えるルワンダ大学に設置された、アフリカにおけるIoTの研究・高等教育の拠点であるACEIoT(African Center of Excellence in Internet of Things)の修士課程で学んでいる学生たちです。
修士課程の一部として、12月~3月の時期に3か月程度のインターンシップを行うことになっていますが、KICを通して縁のできた日本でインターンシップをしたいと真剣に考えています。それぞれに自己紹介と履歴書を用意してもらいましたので、是非ご覧いただき、ご関心のある企業の皆様からご連絡頂ければと考えています。
お問い合わせ窓口(日本語・英語対応):神戸情報大学院大学・船山 funayama@kic.ac.jp
(※インターン受け入れに際しては、渡航費や滞在費などをルワンダ大学側で負担できるよう調整を行っておりますが、その手続きの一部として、受け入れ企業から「本人ないし大学側が費用を負担するという条件でインターンとして受け入れる 」という旨のレターを発行して頂くこととなります。
ルワンダはアフリカのICT分野をけん引する目覚ましい発展を遂げています。この機会に、ルワンダ人材の活用を是非ご検討いただけますと幸いです。