Pick-Up! アフリカ運営メンバーの一人です! 国際開発について勉強しており、特にインフラに関心があります。 南アフリカに1年住んでいました。 X→@pick_up_minami

こんにちは!Pick-Up!アフリカです。

今回は、2024年6月に訪れたモザンビークの首都「マプト」旅行記となります✈️

これからモザンビークを訪れる方の参考になれば嬉しいです!

プレトリアからマプトへバス移動

モザンビークの首都マプトへは、南アフリカの首都の一つプレトリアから大型バスで向かいました。

南アフリカではよくミニバスも利用されますが、友人から「盗難などのトラブルが多い」と聞いていたため、安全を考えて大型バスを選択。友人曰く「長距離ならミニバスもそこまで危なくない」とのことでした。

プレトリア〜マプト間のバス代は当時850ランド(約6,800円)。直前予約だったので少し高めでした。

利用したのは「Intercape」という会社。南アフリカ国内はもちろん、ナミビア・ボツワナ・モザンビークなどへも運行していて、とても便利!オンライン予約も可能で安心です。

私は6/17の19:30発〜翌6/18の6:15着の夜行便に乗車。

ただし夜のバス停周辺は危険だったので、これから行かれる方には日中便を強くおすすめします。

というのも、Intercapeのプレトリア駅周辺はタクシー会社の縄張りがあり、Uberが乗り入れできないのです。私もUberの運転手に「ギリギリ近いところまでしか行けないよ」と言われ、人通りの少ない道を歩くことに…。少し怖かったです。

駅の大きな白い建物内でチェックインを行います。チケット・パスポート・荷物の重さを確認されました。乗客の中には野菜を大量に運んでいる人も。

なんと建物内にはプレトリア市内を走る電車があって驚き!「そんなに危なくないよ」と隣にいた南アフリカの方は話していましたが、怖くて挑戦できず…。真相は不明のままです。

バス自体は快適で、USB充電もできました。

国境越え

途中で国境に停車し、パスポートコントロールへ。
2024年当時、日本人はビザ不要でしたが、手数料として650メティカル(約1,500円/カード払い可)が必要でした。

ただ、国境周辺は暗く、日本のパスポートが珍しいのか手続きがとても時間がかかりました。同じバスにいたモザンビーク人がスタッフと現地語でやり取りしてくれ、さらにバスまで案内してくれたおかげで無事通過。アフリカの人々の優しさに助けられました。

マプト到着とタクシートラブル

明け方、マプトに到着。着いた瞬間に大量のタクシー運転手に囲まれました。しかし、モザンビークはポルトガル語圏。ポルトガル語がわからない私には、何が何だかちんぷんかんぷんでした。

そんな私に手を差し伸べてくれたのがさっきのモザンビーク人!

タクシーを手配してくれたのです。本当に彼にはたくさん助けられました。

さて、ホテルにすぐ向かってくれるかと思えばそうはいかず…。何故かわからないけれど、少し回り道をした建物の前に停まって、誰かを待っている様子。「何をしているの?」と何回も聞きましたが、拙い英語同士何を言っているのかわからず…。やがて女性が乗り込んできて再出発。事情は不明のまま、なんとかホテルに到着しました。


運転手にお金を払おうと思ったのですがカードが使えないとのこと。私はモザンビークに着いてすぐにタクシーに乗ってしまったので、南アフリカの通貨しか持っていませんでした。交渉すると、300ランド(約2,400円)なら南アフリカの通貨で受け取ってやるとのこと。10分ほどの距離で明らかに高い値段を請求されているのですが、ランドしか持っていない私には太刀打ちできず、泣く泣く300ランドを払いました(涙)。ぼったくりに遭わないためにも、入国前にモザンビークの通貨を多少持っていくこと、ある程度タクシーの値段の相場を知っておくといいでしょう。

バックパッカー宿泊体験

さて今回私がマプトで泊まったのが、人生初めてのバックパッカー宿!

「The Base Backpackers」というところです。(現在閉業)一泊約1,000円と非常に安く、はじめての男女混合宿に少し戸惑いながらもわくわくがとまらない!

アフリカの方だけでなく、ヨーロッパからのバックパッカーなども宿泊しており、共同キッチンで料理している人やご飯を食べている人などとの会話が楽しい!

マプト散策

朝早かったので、2時間程宿で仮眠をして出発。とりあえず辺りを散策し始めました。

とにかく景色がきれい!!

空と海の青さに感動!南アフリカでは内陸の方に住んでいたため、海が見えることに終始感動していました。

さて、SIMカードがないと何も始まらないので、まずはSIMカードの入手から。

Mozambique Vodacomに向かいました。

行ってみると近代的で大きな建物にびっくり!スーツを着たビジネスマンもいました。モザンビークは農業や鉱業が主産業であり、マプト市内でも小さな商店を営んで生活している人が多く見受けられたため、スーツで歩いている人を見ることが新鮮でした。

SIMカード受け取りのためには、30分くらい待たされた記憶があるので、ご注意を。

SIMカードを購入した後は、同じ建物内にあるスーパーマーケットをチェック。南アフリカにもある、「SPAR」です。

すごくきれい!お魚が売っているのも個人的には好きなポイント。南アフリカのスーパーでは冷凍、またはパック詰めされた魚しかなかったので、魚が丸々一匹売っていることに感動しました。

500mlペットボトルのお水は20メティカル(50円以下)と非常にお安い。モザンビークでは水道水は飲料用に向かないので、ミネラルウォーターを買うようにしましょう。

お腹が空いたので、海辺のレストランで昼食。やってきたのは「Maputo Waterfront」。お値段高めですが、景色は最高で海が目の前にあり、レストラン内にプールがあるおしゃれなレストランでした。

モザンビークは鶏がおいしいと事前に聞いていたので、チキンを食べることに。

おいしい!

このレストランがどうだったかは忘れましたが、そういえばアフリカの多くのレストランではサラダにドレッシングがかかっておらず、テーブルにドレッシングが置いていないこともありました。みんなどうやって食べているんだろう、といつも不思議に思っていました。

(生野菜は胃腸炎のリスクがあるため十分注意しましょう。)

街の印象

ご飯を食べたら、再度お散歩。ヤシの木が所々に生えていて、まるで南国!

大きな橋が架かっていてとても綺麗!この橋、中国の企業によって建設された「カテンベ橋」でアフリカ最長なんだとか!

街を歩いてみると、色々なことがわかってきました。

まずは、トゥクトゥクが非常に多いこと。黄色の車体が街中を明るく見せています。

また、小さな商店がたくさんあること。街中のあちこちにパラソルを立てた商店が立ち並んでいて、食品などを販売しています。こちらも非常にカラフルで、街全体が明るく見えます。

そして路上駐車している車が大量にあること。ほぼ全ての道が路上駐車で埋め尽くされています。

初日は、南アフリカとは違った雰囲気のカラフルな風景を満喫しました。


いかがでしたでしょうか。

マプト旅行のリアルな体験が、これから訪れる方の参考になれば嬉しいです。

Part.2に続く。

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