こんにちは。Pick-Up!アフリカです。

先日8月20日〜22日まで、パシフィコ横浜でTICAD9 Business Expo & Conferenceが開催され、弊社もブースを出展いたしました。

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TICADは現在、3年ごとに開催され、日本、海外(アフリカ大陸の国)の交互開催になっています。弊社は前々回のTICAD7(パシフィコ横浜で開催)のTICAD7併催事業「日本・アフリカ ビジネスEXPO」でもブースを出展したので、今回は当時との比較も含めてレポートしたいと思います。

TIACD9 Business Expo & Conferenceの様子

横浜のみなとみらい駅を出ると、パシフィコ横浜までTICAD9一色に装飾されていました!

パシフィコ横浜のホールB・Cは、来場者が入場登録するために列を作っており、長い時は30分〜1時間ほど待たなければならなかったようです。

荷物検査を終え、ホールの中に入ると…

このような入り口になっており、さらに歩くと、ついにExpoに辿り着きます!

全ての国ではないものの、アフリカの数カ国からは大統領が来日し、展示ブースの視察をされていました。下の写真はセネガルのジョマイ・ファイ大統領(45歳、セネガル史上最年少。)が来た時のものです。

弊社のブースにはルワンダの外相が来てくださいました。

弊社のブースです。人材育成の企業として出展し、端の方のブースではありましたが、多くの方が来てくれました。

Business Expo & Conferenceへの来場者数・出展企業数、2019年TICAD7との比較

JETROのレポートによると、今年のイベントに来場した人は約1万人だったそうです。

6年前のTICAD7 日本・アフリカ ビジネスEXPOへの来場者数は2万人を超えていたそうなので、今年は前回よりも2分の1程度だったようです。

来場者数は減ったものの、今回は出展者が増えた上に、会場全体のつくりに工夫が凝らされており雰囲気もより良かったからか、前回以上に熱気を感じました

一方で、今回出展した企業数は過去最多の194社でした。TICAD7では156社だったため、約24%増加したことになります。

ちなみに、2019年開催時の弊社のブースはこんな感じです。

当時と比べ、今回のブースは大きさだけでなく内容や装飾もより充実したものを出すことができました。

弊社の出展者側から見た2019年TICAD7当時との比較をすると、以下の変化が見受けられました。

・会社として展示物の幅が広がったため、ビジネスやIT関連の話だけではなく、幅広い層の方とお話ができた

・以前よりも、アフリカ現地から来た方々が多く訪問してくれた感覚がある。

・同じようにアフリカに長く関わっている方、アフリカ出身で日本で活躍されている方、来日したルワンダのIT業界のキーパーソンなど、旧知の方々が多く訪れてくれ、長く事業をやってきたことで繋がりが増えたのだということを改めて実感できた

今回のTICAD Business Expo & Conferenceの特徴

1. 企業間のMoU締結数が最多

ビジネスエキスポに出展した企業数が多かっただけでなく、MoUの締結数も前回のTICAD8時の92件から大幅に増え、300件を上回ったそうです(JETROビジネス短信より)。

2. 新たにポップカルチャーの展示と企業カテゴリー

2019年開催時にはなかった、ポップカルチャーの展示がありました。鬼滅の刃、進撃の巨人などアフリカでも多くの人に見られているアニメの展示などがあった他、

日本のゲームセンターでよく見られる太鼓の達人も実際に置いてあり、多くのアフリカ参加者が楽しんでいました。また、eスポーツの展示では、TEKKEN 8やeFootballの体験コーナーがありました。(詳しくは外務省「TICAD9に向けたジェトロの取り組み」pp.5〜7を参照)

⇧ポップカルチャー展示の様子(外務省やわらかポストより)

エキスポに出展する企業のカテゴリーにも、今回は新しく「ポップカルチャー」が作られ、2社出展していました。

3. 関西でもTICADビジネスの熱を感じるビジネスフォーラムを開催

TICAD Business Expo & Conferenceの次の日である8月23日には、JETROが「関西アフリカビジネスフォーラム」を開催したそうです。

関西ではアフリカとの交流も盛んになっており、例えば神戸市は「アフリカ月間in神戸」でアフリカに関連するイベントを開催しています。

また、関西の大学ではアフリカからの留学生を招聘する取り組みも多く見られます。

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おわりに

いかがでしたでしょうか?

TICADのビジネスエキスポのような、民間セクターが参画できる場があることで、日本の皆さんが当事者意識を持ってアフリカと関わり続ける機会が増え、貴重な場でした。

次回のTICADはアフリカで開催されるとのことですが、より盛り上がっていくことを期待しています!


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