こんにちは!Pick-Up!アフリカです。

アフリカ大陸には、国ごとに異なる自然環境と野生動物が息づいており、その分だけサファリの楽しみ方もさまざま。広大なサバンナでBIG5(ライオン、ヒョウ、サイ、ゾウ、バッファロー)を狙う本格派から、ボートに揺られて水辺の動物を観察するサファリまで――訪れる場所によって、その表情は大きく変わります。

本記事では、Pick-Up!アフリカのスタッフが訪れたアフリカ各地に点在する魅力的なサファリをピックアップし、それぞれの特徴やおすすめポイントをご紹介します。あなたにぴったりの“サファリ体験”を見つける参考になれば幸いです。

それでは、Pick-Up!アフリカスタッフが実際に訪れたおすすめサファリ第6選をご紹介します!


1.クルーガー国立公園(南アフリカ)

★国:南アフリカ

★観察できる動物:インパラ、ゾウ、キリン、ライオン、ハイエナ、カバ、サイなど

★大きさ:190万ヘクタール

★公式URL:https://www.krugerpark.co.za/

★おすすめ日数:3泊~7泊

★アクセス方法:自家用車、ツアー(徒歩不可)

舗装されている道が多いため、四駆なしの車でも園内を周ることができる。

★おすすめツアー:ツアーより自家用車またはレンタカーがおすすめ

★実際に訪れた人による感想:南北に広い公園で場所によって植生が大きく異なるため、動物だけでなく自然による景色の変化も楽しむことができます。自分の経験や地元の人の話からも、たくさん動物を見たい人は南部を周ることをおすすめします。非常に大きなサファリで動物もたくさん生息しているため、一日で周りきることはできません😢

クルーガー国立公園専用のアプリがあり、どこにどの動物が現れたか口コミで確認できます。しかし、園内は電波が非常に悪く、アプリが更新されないことが多いため注意が必要です。場所によっては更新されることもあるので、ドライブをしながら更新を待つか、前日に確認しておくといいでしょう。

園内にはレストキャンプのような場所が点在しており、そこにはお土産屋やガソリンスタンド、宿泊施設、レストランなどが存在します。お土産屋さんには食糧やある程度のキャンプ用品も揃っていて安心!

再度入場する際にも入場料をとられるので、何泊もする場合には園内の宿泊施設に泊まるのがおすすめ。私は2泊3日で滞在しましたが南部の大通りしか周れず、1週間滞在した友達は少し長かったと話していました。園内のほとんどを周り、リラックスする時間もとるのであれば5泊は必要です。

↑レストキャンプにあるカフェ
↑レストキャンプのお土産屋さん

2. マーチンソン・フォールズ国立公園(ウガンダ)

★国:ウガンダ

観察できる動物:ライオン、ゾウ、バッファロー、ジャクソンガゼル(JACKSON’S HARTEBEESTS)キリン、カバ、ワニ、インパラなど


★特徴:公園内でナイル川をクルージングしながら、カバやワニ、ゾウなどを見ることができ、マーチンソン・フォールズという大きな滝も見ることができます。滝には近くまで行くことができ、その大きさに感動しますが、びしょ濡れになるので注意。中にはカッパを着たり傘をさしたりする観光客もいたので、着替えを持っていくか防水対策をすると良いと思います。

★大きさ:38万9,300ヘクタール

★公式URL:https://www.murchisonfallsnationalpark.com/

★おすすめ日数:1泊〜2泊

★アクセス方法:ツアー(徒歩不可)※舗装されていない道が多いため、自家用車はおすすめできない。

★参加したツアー:ウガンダ駐在の日本人の知り合いにガイドを紹介いただき、割引価格で一泊二日のツアーに参加しました。サファリカーでのガイド(カンパラからの送迎付き)、二食付きホテルを入れて1人320ドル(ハイシーズン)でした。事前に費用の1/3を払う必要があったり、ウガンダへのバスチケットをあらかじめ買う必要があったりなど、手続きが少し大変でした。ネット上で予約できるツアーであれば、もう少し手間が省けると思います。

★実際に訪れた人による感想:公園自体はあまり大きくないため、1〜2泊である程度の動物を見ることができます。筆者は幸運にもライオンを1日目に見ることができたため、一泊で済んだものの、ガイドの腕や運によっては1泊で見れないこともあるので注意が必要です。

3. アルーシャ国立公園(タンザニア)

★国:タンザニア

★観察できる動物:ゾウ、キリン、バファロー、シマウマ、イボイノシシ、フラミンゴ、ブルーモンキーなど

★特徴:アルーシャの町から一番近く、キリマンジャロ国際空港から車で30分ほどの場所にある国立公園です。あまり広くないため、1日あれば十分に楽しむことができます。また肉食動物が少ないため、決められたエリアでは車から降り、ガイドと共にウォーキングサファリを楽しむことができます。より安全にサファリを楽しみたい方や歩いてサファリの体験をしたい方、子ども連れの方にもおすすめです。

★大きさ:137平方キロメートル

★公式URL:https://www.arushapark.com/

★おすすめ日数:半日~1日

★アクセス方法:自家用車、ツアー、タクシー

★おすすめツアー:なし

★実際に訪れた人による感想:他の国立公園に比べてアクセスがとても良く、こじんまりとしているので、時間に余裕がないけれどサファリをしたいという方におすすめです。湖の畔で持ってきたランチでピクニックしたり、ウォーキングサファリをしたりと、肉食動物はあまりいませんが、ゆったりと過ごすことができます。

こちらのブログに、ダルエスサラームからの行き方を含めて書いていますので、是非参考にしてみてください⇩

4. チョべ国立公園(ボツワナ)

★国:ボツワナ

★観察できる動物:ゾウ、ライオン、ハイエナ、チーター、ジャッカル、ハゲワシ、キリン、カバ、シマウマ、インパラ、クードゥー、イボイノシシ、ワニなど

★特徴:ボツワナの北の端に位置する国立公園で、アフリカゾウの頭数が5〜10万頭生息しており、生息密度が世界一と言われています。また通常の車でのサファリだけでなく、ボートから動物を見るボートサファリもありカバやワニを間近で見ることができます。

★大きさ:11,700平方キロメートル

★公式URL:https://www.chobe.com/

★おすすめ日数:1日~

★アクセス方法:ツアー

★おすすめツアー:なし

★実際に訪れた人による感想:チョべ国立公園は、ジンバブエとザンビアと国境を接しており、ヴィクトリアフォールズへも日帰りの距離にあるため他国から行きやすいです。またボツワナは日本国籍者はビザがいらないというのも、嬉しいポイントです。さらに、他のサファリに比べると費用を安く抑えることができ、1万円以内で1日ツアーを申し込むことができます!ゾウの生息密度が高いと言われているだけあって、ゾウの大群を至るところで見ることができます。あまりに近くで見ることができるので迫力があり恐いくらいでした。ボートサファリでは、車からは見えにくいワニやカバ、また水浴びをしているゾウなどを近くで見ることができました。是非ボートサファリにもチャレンジしてみてください!※園内にはレストランやお土産屋さんなどの商業施設はありません。

チョベの格安ツアーに関する情報はこちらのブログをチェック⇩

5.ナイロビ国立公園(ケニア)

★国:ケニア

★観察できる動物:インパラ、シマウマ、キリン、ライオン、ダチョウ、サイなど

★大きさ:117平方キロヘクタール

★公式URL:Nairobi National Park | Kenya Wildlife Service (KWS)

おすすめ日数:1日~2日

★アクセス方法:自家用車、ツアー、タクシー

★特徴:ナイロビ空港の近くに位置しているためアクセスがしやすく、1日あればすぐに行ける。雨季は動物が散らばるので遭遇しにくいが、乾季の時期に行くと沢山動物に会える。(雨季:3~5月、11~12月   乾季:1~2月、6~10月)

レンタカーかツアーに申し込んで行くのがおススメです。

★おすすめツアー:このサイトが安くて信頼も厚いのでおススメ→海外観光ツアー予約 | ゲットユアガイド | GetYourGuide

★実際に訪れた人による感想:ここでしか味わえない魅力がある。それは、都会のすぐ隣に国立公園があるから、都会と大自然を同時に楽しめる事です!野生動物と人間の共存について考えさせられるきっかけになりました。そして、公園自体はそんなに大きくないため、簡単に動物に会えます!値段的にもそこまで高くなかった(2人で4万円程)ので気軽に行ける点も魅力です。

皆さん、野生動物を見に行く場合は望遠鏡を持っていくと良いですよ!

6.エトーシャ国立公園(ナミビア)

★国:ナミビア

★観察できる動物: ライオン、チーター、ヒョウ、アフリカゾウ、サイ(特にクロサイ)、キリン、シマウマ、スプリングボック(ナミビアの国獣)、オリックス、インパラ、多くの鳥類(フラミンゴなど)
★大きさ: 約22,270平方キロメートル(ほぼスイスと同じ面積)

★公式URL: https://www.etoshanationalpark.org

★おすすめ日数: 2〜4日 広大なため、異なるエリア(オカクエジョ、ハリリ、ナムトーニなど)をゆっくり巡るのがおすすめ。

★アクセス方法: ナミビアの首都ウィントフック(Windhoek)から車で約4〜6時間。レンタカーまたはツアー車両で自走。道路は比較的整備されていますが、4WDが便利。

★特徴:エトーシャ国立公園は、巨大な塩湖「エトーシャ・パン」を中心に多様な野生動物が集まるナミビア随一のサファリスポットで、セルフドライブで自由に自然観察が楽しめるのが大きな特徴です。また、入場料が安いことも特徴の一つ。車両一台あたり50ナミビアドル(約400円)、大人一人あたり150ナミビアドル(約1,200円)という価格設定はサファリの中では破格です。しかし、4月から10月の乾季以外は広大なサファリに動物がまばらに生息するため、BIG5等の希少動物を自力で見つけるのは難しいかも。動物を探すためにオフロードに侵入すると罰金を課せられるので要注意!

園内にはキャンプベースが複数あり、それぞれにレストランやお土産屋さん、食材店が揃っているのも魅力の一つです。

評価表

Pick-Up!スタッフで話し合ったおすすめサファリ早見評価表です!サファリを選ぶ際のご参考までに♪

※価格については、予約する媒体や時期などによって大きく異なるため、比較には非掲載としています。

見れる動物のバラエティ※1BIG5見れる可能性※2アクセスの良さ(首都からの近さ、主要空港からの近さ、交通機関)メリットデメリット
クルーガー△車で4~5時間舗装されていて自家用車でも走りやすい広くて何泊もしないと全体を周ることはできない
アルーシャ✕肉食がいない、像も頻繁には見れない◎キリマンジャロ国際空港からは約1時間と行きやすい空港から近い。ウォーキングサファリができる。肉食動物がいない
アカゲラ〇車で3〜4時間、公共交通機関での訪問が難しい当日中にキガリ(首都)からアクセス可能。一日で見切れる。動物を間近で見る機会が少ない
マーチンソンフォールズ〇陸上も水上も△首都から車で4〜5時間、バスで6〜7時間サファリを楽しむならちょうどいい。1泊くらいで十分動物を見れる。舗装されていない道も多いので、車酔いに注意
チョべ✕首都から遠い、大陸内からの移動がおすすめ舗装されており移動も容易。遠いor不便(日本から行く場合は特に)
ナイロビ国立公園◎首都ナイロビに位置している約20分近い。一日あれば周ることができる。ゾウがいない
エトーシャ国立公園△ライオンは見やすい✕首都から車で6~7時間自分で運転できる。オフロードに行った際の罰金制度がある。自分でのリスク管理が大切となる。

※1…雨季・乾季の違いやタイミングによって動物の見れる数は異なる可能性があります。

※2…BIG5 = ライオン、ヒョウ、サイ、ゾウ、バッファロー


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