ルワンダツアーレポート２日目、5月20日土曜日は、アカゲラ国立公園にいって来ました。今回は写真多めです。
私自身、アカゲラ国立公園は２回目になります。アカゲラ国立公園に行くとなると、早朝出発してほぼ1日かかるわりとハードなものです。
主目的はビジネスのツアーであり、滞在期間もそこまで長くない中、スケジュールに組み入れるのもどうかなとも思いましたが、日本では絶対に見れない広大な土地の風景とそこで暮らす野生動物たちの姿は、ルワンダがアフリカの国であるということを強く体験できる場所だと思い組み込みました。
アカゲラ国立公園は、首都キガリから東に約120km。２時間ほどかけて車で移動します。
国立公園の区域内に入ってからは、南から北まで縦断するのに、約６時間。
その後、また２時間ほどかけてキガリに戻る、 全部で10時間越えのスケジュールです。
（今回の車）
野生動物は基本早朝に活動するので、出発はなるべく早い方がよく、前回は朝4時、今回は朝5時に出発しました。
暗い中出発し、徐々に明るくなる中、朝日に浮かび上がるルワンダの農村の風景は、なだらかな丘が幾重にも重なる非常に美しいものです。
そのようないい景色の中を結構な勢いで車は走って行き、スリリングな追い越しでヒヤヒヤしながら国立公園に向かいます。
そうこうしているうちにアカゲラ国立公園に到着です。
アカゲラ国立公園は、公園とはしていますが、ルワンダの国の東端の国立公園のエリアと指定している形で、人の手はあまり入っていません。
一応、公園とそうでないところのエリアは、高圧線で区切られており野生動物が人の住むエリアに入り込むことが無いようにされていることや、ところどころにキャンプサイトが設けられていること、ルートを示すチェックポイント等以外は、ほとんど自然のままです。
アカゲラ公園は南北に長く、動物はどちらかというと北のほうに寄っている印象です。
最初は、シマウマがお出迎えで、やはり野生のシマウマを見る機会は日本ではないので、そこで参加者のテンションが上がりますが、
シマウマは実際いたるところにいるので、後の方はシマウマがいてもみんなスルーになります。
南の方は、丘の上のルートを通って行きましたので、動物の数はともかく、とにかく景色がよく、途中で訪れたキャンプサイトなどは、まさに絶景で、こんなところで、キャンプやバーベキューできたら最高だなと思える場所です。
とはいえ、荒れた道を行く６時間は結構タフで、途中動物も少なく見通しも悪い場所ではみんな無言で、ただ次のスポットが見つかるのを耐えて待つような
状態になります・・
北のほうに差し掛かると、低い方の土地におり、湖の近くや平原をとおります。ここに来るとにわかに動物の数が多くなり、水の中では多数のカバが泳いでいたり、アフリカゾウが水辺で遊んでいたり、平原はキリンの群れと、日本人のイメージする、ザ・アフリカな光景が広がります。
そういった平原の一角に、ピクニックサイトという立て看板がしてあり、そこに車を止めて、昼食としました。
ザ・アフリカなサファリの中で、野生のシマウマにガン見されながら食べるランチは、なかなかの刺激でした。
ちなみに、ランチは、アジアンキッチンという現地で日本人の方が経営されているお店のランチセットを頼んで持って来ました。
朝早い出発にも関わらず準備いただき、感謝です。
昼食後、出口に向かって移動し、だいたい午後2時前ぐらい、入園後約６時間半ほどで公園を後にしました。
出てからはまた、２時間ちょっとかけてキガリまでの戻りになります。
帰りすがら寝てしまうかなと思いきや、やはり道路沿いの景色や人々の様子を見るのも新鮮なのか結局ずっと起きていました。
アカゲラ公園はもしルワンダに行く機会があれば、観光、ビジネス問わず是非行って見てほしい場所です。
ルワンダにはもう一つ有名な、マウンテンゴリラを見に行くツアーがありますが、こちらは大変高価なのと、
予約がずっとさきまで埋まっているという状態で、相当の事前準備が必要ですが、
アガゲラ公園であれば、朝早くさえ起きれば、誰でも行ける場所でおすすめです。
ちなみに費用ですが、4WD車（園内をガイドできるドライバー）を1日チャーターして、大体$150〜$200
入園料が、$40。もし４人で行くとすると一人当たり、$80~90でいけますので、$1,500のマウンテンゴリラのツアーに比べる等かなりリーズナブルです。