去る11月24日に、ルワンダICTチェンバー(商工会)の副会頭のRobert N. Ford氏が、国際工業開発期間(UNIDO)のデレゲートプログラム(http://www.unido.or.jp/activities/delegate/)によって来日され、弊社オフィスにもお越し頂きました。この日のミーティングの中で、都内の企業とも交流する機会を持てればといういう話になり、また、私もこれまでの活動から温めてきていたアイディアがありそれを実行に移すよい機会と考え、急ではありましたが、12月2日に「日本・ルワンダビジネスコミュニティ」(仮称)と称し、第1回の交流会を開きました。

この会の目的は、民間ベースでの日本とルワンダのビジネス交流の促進です。
というのも、これまでルワンダと日本の間で、特にITの分野でビジネスを行ってきましたが、その中でいろいろと思うこと、もう少し何かできるのではないか、といったことがいくつかありました。

例:日本からルワンダに向けて。
様々セミナー等行われてきているが、具体的なところでの動きが鈍かったり、見られなかったり。なぜか。
ルワンダやアフリカ市場の可能性に興味はあるものの、どこから踏み出したら良いのか、わからない?
具体的に何かを考えたとしても、コストが問題になる可能性?

具体的に何かに取り組んで見たが、思ったように行かない。頑張っているがうまく行かない印象をうけることも。
なぜか。
適切なパートナーが見つからない?
そもそもニーズと合致していない?
環境づくりができていない?

例:ルワンダから日本に向けて
あるルワンダ企業が日本にパートナーを探したいが、見つけられていない。
探して見たが、弊社のネットワークではうまくマッチしていない現状。

ルワンダ側での入札案件や民間のソフト開発需要などがあり、日本のノウハウが十分適用できビジネスとして成立する案件があっても、スムースに対応できなかった。
情報共有のスピードの問題。
そういった案件に対応していくための下地づくりができていない

こういった状況から一歩前進させるために、今後次のような目的をもって会の運営、参加者の拡大を進めていきたいと考えております。

  1. 日本〜ルワンダ間での、ビジネスの情報共有を密に。
  2. ルワンダやアフリカ市場への進出機会を伺う企業間のネットワーク構築
  3. 日本企業とルワンダ企業のマッチングの場の創出
  4. 先行して進出した企業によるノウハウの共有や進出支援

第1回で使用した資料の一部をこちらで公開しますので、ご興味のある方はぜひご覧いただければと思います。
第1回日本・ルワンダ ビジネスコミュニティのご案内(PDF)

ビジネスコミュニティのコンセプト(PDF)

近いうちに、この会のためのWEBサイトを作成し、メンバーを募集して行く予定です。
準備ができ次第、またこちらのブログ等でも案内していきます。

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