Twitter: @samuelima18

皆さま、こんばんは。
本日から仕事再開された方も多いと思いますが、GW中の皆さまの楽しみを提供することはできましたでしょうか?

本日も3本の記事をご紹介させていただきます。
これまで何度か伝えてきましたアフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)に関する記事と、農業関連の記事を2つ。
どれもここで終わるだけでなく、今後も経過を見続けたいものです。

明日もまたお楽しみに!

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記事1:『African free trade deal launch unlikely this year, AfCFTA Secretary-General says』

記事リンク:https://www.reuters.com/article/us-health-coronavirus-africa-trade/african-free-trade-deal-launch-unlikely-this-year-afcfta-secretary-general-says-idUSKBN22D5QV

内容と背景:

次は、アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)についての最新ニュースです。

今年の7月1日から実装する予定であったアフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)は、コロナウイルス蔓延の被害により、実働は延期になるであろうという見解が出されました。

アフリカ大陸自由貿易圏の事務総長であるワムケレ・メネ氏はロイター通信に対し、55人のAfCFTAの首脳だけが締切の変更を制裁することができる一方で、南アフリカで5月に予定されている首脳会談は迷いなくキャンセルとされたとし、新しい取引日が決まるのは次のサミット(2021年1月2日)の後になると述べました。

また、アフリカ疫病対策センターの助言により、対面貿易交渉についての最終段階も3月に中止がされており、上述したメネ氏は「現在の状況は、私たちが想像していた包括的な貿易を助長するものではありません」と述べ、この記事では、これらの議論をオンラインで進めることは非現実的であり、交渉担当者が直接会うことができ、アフリカの指導者たちが完全に合意にコミットできることに意味があるということも含めて説明がされていました。

今か今かと待ち望んでいたアフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)の実装ですが、やはり予想されていたように延期となりそうですね。この自由貿易協定の実現・成功は、1994年に世界貿易機関が設立されて以来最大の貿易圏を形成することとなり、それによって市場規模は13億人のマーケット、3.4兆ドルの経済圏が誕生することになります。

このアフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)の実装が、現在の「コロナショック」が波及するアフリカの経済・社会を救う一手となることを期待しています。

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記事2:『A Million Eggs To Ease Business Woes, Combat Malnutrition』

記事リンク:

https://www.ktpress.rw/2020/04/a-million-eggs-to-ease-business-woes-combat-malnutrition/

内容と背景:

今回のコロナウィルス下では、外出禁止などが敷かれたことにより多くの事業者が影響を受けたことが予測されます。分野に関しては生鮮品を扱う業者や、農業関係者は、外食産業があまり機能しなかったことにより、大きく影響を受けた事が予想されます。

そんな中でルワンダ政府の取り組みを今回はご紹介します。3月中旬にロックダウンを開始したルワンダでは、早い段階から、その日の収入によって生計を立てている人たち、そして貧困層に当たる人たちに対して食料の配給を実践しておりました。それによって、食の供給だけでなく、栄養失調にも対応しようとしたのです。しかし既に栽培されていた作物などは収穫しなければ無駄になってしまうことから、4月28日より、農家の収入を確保するために、政府は卵を買い上げ、また、栄養失調の課題に取り組むため、例えばGakenke Districtでは全ての3日に一回卵を全ての子供達が食べられるよう配給するとしたのです。

この分野は年1200万ドルの価値があると言われており、生産性などが高まってきていることから、農家には今あるマーケット、そして顧客に満足することなくさらに広げること(海外のマーケットなども視野に入れること)、そして、親御さんには、子供達の健康のために卵を引き続き購入していくことを進めた。

今回の状況の後にどのような変化があるのか楽しみなところです。

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記事3:『Cassava gets new use in Zambia: hand sanitiser』

記事リンク:

背景と内容:

サブサハラ以南のアフリカでは近年、気候変動による長期間そして頻繁な干ばつに苦しむ中、悪条件下でも農作物の収穫を確保しようと、節水型作物の栽培に切り替える農家が増えています。農業専門家によると、従来人々の主食となってきたトウモロコシや米などから、雑穀やキャッサバなどの作物への転換は、特に天水田での収穫に依存してきた農家に対して多くの恩恵をもたらしているようです。

そこで続いての記事では、節水型作物の栽培への切り替えにより近年栽培が増加しているキャッサバからエタノールを生産しようとする、ザンビアでのCOVID-19による状況下ならではの動きをご紹介します。

ザンビアの非営利団体Musikaによると、ザンビアでも5年前に比べ干ばつに強いキャッサバの品種を栽培する農家が急増しています。そんな中、COVID-19による手指消毒剤の需要の高まりに応えようと、ザンビアではキャッサバから、従来のキャッサバ粉に加えキャッサバエタノールを生産する取り組みが始まっています。

Musikaの企業担当責任者であるPamela Hamasaka氏によると、バイヤーがキャッサバの塊茎を購入し、そこからエタノールが業者により生産されているようです。現在は1日キャッサバ粉250トン分ものエタノールが生産されており、手指消毒剤やその他のアルコール製品に加工され、国内販売および輸出販売に回されていると記事には書かれています。

政府が農作物生産の多様化を図る中で、また、コロナ環境下でそれぞれの農作物を育てる農家の数や農作物生産量の減少、自給率低下が心配される中でこのように農作物を食用のためでなく、形や用途を変えた姿にすることに対して心配の声も上がっていますが、ザンビア国立農業組合によると、ザンビアではCOVID-19の影響によりキャッサバ粉の価格が昨年の2倍以上となっており、需要の高まりと合わせて、天水を必要とする作物から節水型作物への栽培転換を行ってきた農家に対して大きな恩恵をもたらしているようです。

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