水曜日→「テクノロジー」、「イノベーション」、「スタートアップ」。 土曜日→「ビジネス環境」、「地域経済」。 それぞれを取り巻く環境に関連する記事を担当。 Twitter: @samuelima18

このシリーズも第3回目です。今回はとても多くの面白そうな記事があり、選ぶのが大変でしたが、第3回目を何回かに分けようと思います。

なぜか?

今回ニュースよりも、コラム的な要素を持つ記事をたくさん目につきました。今回はそちらのコラム的なものを集めたものを皆さんの週末用に準備しようと思います(笑)

コーヒーやビールを片手きゆったりとした時間を過ごしながら楽しめるようなセレクションを金曜日版ではお楽しみください。

もちろん今回のもお楽しみください!

 

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記事1:『Over 250 Made-in-Rwanda products receive RSB approva』

記事リンク:https://www.newtimes.co.rw/business/made-rwanda-products

 

内容と背景:

ルワンダでは「Made in Rwanda / ルワンダ産」を増やす、促進する動きがここ最近活発に行われています。また政府の一つの大きな取り組みでもあります、その中で出たのが今回の記事!

何にでも基準となる質であったりがあり、ルワンダでは、Rwanda Standard Boardと呼ばれる基準審議会があり、ここで様々なものの基準を検査しています。そこの基準を満たす300の製品、93の中小企業の事業開始を目指しているのがこの2017年から始まったMade in Rwandaプロジェクト。2017-18年度(ルワンダの年度は7月開始6月末締)には、114製品が、そして2018−19年度では新たに115製品が基準を満たし、合計250以上の製品が基準を満たし、すでに目標に近づいている状態です。そして大陸にある国として、周りの国々との協調も重要になってくるのですが、それらの基準の70%を見たいしているようです。

 

ルワンダで「Made in Rwanda」として製品を開発してみませんか?

 

記事2:『Rwanda coffee export revenues on upward trend: official

記事リンク:https://www.iol.co.za/business-report/international/rwanda-coffee-export-revenues-on-upward-trend-official-19296342

 

内容と背景:

コーヒー好きの皆さん!ルワンダコーヒーはお好きですか?ルワンダのコーヒーの輸出額が2018年は6900万ドル(約75億9000万円)に達したようです。2017年からは約5億円の増加で、近年は右肩上がりのようです。今生産されているコーヒーの約60%はスペシャリティーコーヒーと言われる、コーヒーの中でも質の高いもので、これが2020年までには80%に増えることが予測されているんだとか。

 

日本でもルワンダコーヒーを目にすることが多い今日この頃。まだ飲んだことのない方は是非お試しを!そしてご愛飲いただいている皆さん、ありがとうございます!

 

記事3:『Five Rwandan startups to benefit from Dubai Chamber mentorship programme』

記事リンク:https://www.newtimes.co.rw/business/rwanda-startups-dubai-chamber

 

内容と背景:

前回の面白記事でも紹介しました、UAEとアフリカの繋がりを強化する取り組みの一つである3ヶ月間のインキュベーションプログラムの参加企業が決まり、20社から10社が選考されそのうち、ルワンダからは5社選ばれました。ドバイ商工会議所からルワンダを訪問していたチームの代表でもある、Natalia Sychevaさんは「産業の垣根を破壊するようなイノベーションを期待している」と話しているようです。

またUAEとしてもアフリカの企業と、自国企業とのパートナーシップの増加に期待をしているとも。

今回選ばれたスタートアップ10社の参加するプログラムは今年後半に開始され、11月にはドバイで開催される『The 5th Global Business Forum on Africa in Dubai』にも参加する予定となっているようです。

 

記事4:『Business in Africa is booming – if you know how to crack it

記事リンク:https://city-press.news24.com/Business/business-in-africa-is-booming-if-you-know-how-to-crack-it-20190219

 

内容と背景:

McKinsey Global Instituteが出版した、「Africa’s Business Revolution」の著者でもあるAcha Leka氏と、Mutsa Chironga氏がプレトリア大学のGordon Institute of Business Scienceにて行なった講義内容。アフリカ市場の現状から、ビジネス市場の抱える課題やアフリカ進出にてうまく進出、現地に定着するための情報を共有しています。重要なことの一つとして、イノベーティブなプランを持ってアフリカ市場に参入することで他社に真似できないような自社のユニークな進出策、成功策を見出すとともに、アフリカ進出の際にアフリカの抱える課題を解決するものであることや地元の市場とともに成長するような長期的な進出策を持って進出し、成功した2社の企業の例も出しながらアフリカ進出の際のアドバイスを共有している記事、映像です。

 

記事5:『Johnson & Johnson Innovation Names Winners of Inaugural Champions of Science – Africa Storytelling Challenge

記事リンク:https://www.prnewswire.co.uk/news-releases/johnson-amp-johnson-innovation-names-winners-of-inaugural-champions-of-science-africa-storytelling-challenge-852129253.html

 

内容と背景:

世界でも有名な製薬、医療企業であるJohnson & Johnson社が今年から始めた取り組みである、Champions of Science – Africa Storytelling Challengeの勝者5名を発表しました。この取り組みはアフリカの見過ごされがちなアフリカの課題などの解決に影響を与えた科学者や研究者、アントレプレナーなどの功績を讃え、彼らのストーリーを世に広めることを目的としたものです。その第一回目として、2018年5月から8月までの間に提出された応募の中から5名が選出され今回の受賞に至りました。

今回は、低価格な水のろ過装置や、子供のための言語学習ツール、自動点滴投与装置のプロトタイプの開発(患部と切開しない装置で、電力などのエネルギー供給がままならないところでも活用できるもの)、ビタミンA欠乏症対策の高栄養価の食料を生産するスタートアップ企業の起業や、偽造、あるいは基準値以下の薬品の仕様の防止に取り組むアプリケーション開発などの取り組みが紹介されその功績が讃えられた。

様々な形で、アフリカに関係する情報、取り組みがこれからも注目されていくきっかけになりそうです。

 

Johnson & Johnsonホームページでの紹介:https://www.jnj.com/champions-of-science/africa-storytelling-challenge

 

記事6:『Foresight Africa: Top priorities for the continent in 2019』

記事リンク:https://www.brookings.edu/multi-chapter-report/foresight-africa-top-priorities-for-the-continent-in-2019/

 

内容と背景:

アフリカに関して様々なレポートを目にすることが多くなってきたと思いますが、今回は2019年のアフリカにとって優先的に取り組まれるであろう事項に関して分析しているレポートの関する情報を共有します。ガバナンスを通した包括性と効率性の促進、経済成長の持続のための負債の管理とリソースの活用、雇用機会の創出のための新たなアプローチによる、若者の力の活用、虚弱性の改善における民間セクターと地元機関の役割、国、セクター、戦略別にまとめた未開発のビジネス機会、地域別、国際貿易と投資の促進など6つの側面から書かれたレポートです。100ページ以上を使って書かれたレポートぜひご覧ください。今年注目すべきアフリカ関連の国際的なイベントなども書かれています。

 

 

記事7:『Afrikan startups can start applying to Jack Ma’s Africa Netpreneur Prize from 27 March 2019』

記事リンク:https://www.iafrikan.com/2019/02/20/afrikan-startups-can-start-applying-to-jack-mas/

 

内容と背景:

アフリカのスタートアップへのサポート、投資、インキュベーションを目的とした取り組みは年々多くなっています。アリババの代表でもあるJack Maさんが今回、彼の基金を通してAfricaNetprenaur Prizeを設立し、年齢、性別、分野にかかわらず、アフリカ54カ国どれかの国籍の持ち主ならば応募できるプログラムを発表しました。最後に行われるピッチングイベントでは、選ばれた10のスタートアップ企業が直接Jack Maさんに対してピッチングをし、勝者には100万ドル(約1億円)を受け取るようです。ちなみに先日南アフリカで行われたイベントに参加した際に、今後10年間でアフリカのデジタルスタートアップの支援に1000万ドル(約10億円)を出資する計画を発表したようです。

日本の方々はあまり関係ないかもしれませんが、これから注目のスタートアップ企業の誕生間違いなしのこの取り組み、フォローアップの価値がありそうです。

3月27日応募開始、6月30日締め切り、8月には上位50社の発表、10月には上位10社の発表、11月にファイナル、と言ったスケジュルです。

 

Africa Netprenaur Prizeホームページ:http://www.netpreneur.africa/

 

記事8:『Inaugural Africa Business: Health Forum described as a timely game-changer to improve the health sector in Africa』

記事リンク:https://africandailyvoice.com/en/2019/02/14/inaugural-africa-business-health-forum-described-as-a-timely-game-changer-to-improve-the-health-sector-in-africa/

 

内容と背景:

第32回アフリカ連合サミットのエチオピアでの開催の傍でAfrica Business: Health Forumが開催された。そこでは、アフリカ各国でのヘルスケアに関する取り組みの充実化などを官民両分野で強くすすめていくことが話し合われた。結果的にAfrica Business Coalition for Health (ABCHealth)という、民間企業や慈善家の連合組織のローンチが行われた。この組織を通し、アフリカでの人口増加とヘルスケアセクターのトランスフォーメーションに関して共同で取り組んでいくことを目的としている。

このABCHealthの共同創設者でもある、Aigboje Aig-Imoukhuede氏も民間セクターでのヘルスケアへの参入の不足をあげ、Aliko Dangote Foundationの会長であるAliko Dangote氏とともに官民パートナーシップでの様々な取り組みへの取り組み方が増えている傾向をあげ、民間セクターや支援国の持つノウハウを効率的に活用することで包括的に取り組んでいく体制、仕組みを作ることの必要性を話した。

 

アフリカのヘルスセクターでこれからも多くのことが起こること間違いなしです!

 

記事9:『Africa needs more experienced business talent – TLcom

記事リンク:http://disrupt-africa.com/2019/02/africa-needs-more-experienced-business-talent-tlcom/

 

内容と背景:

ナイロビ、ラゴス、ロンドンに拠点を持つVC企業でパートナーを務めるIdo Sum氏がAfrica Startup Summitに参加した際に共有した課題について書かれている記事です。

イノベーションや技術、スタートアップなど様々な分野で急速な発展を遂げているアフリカで、技術的に恵まれている人材に注目がいきがちであることや、ビジネス的視点、ビジネス経験を持った人材の不足について語っています。

 

記事10:『NBA to start African basketball league with 12 teams across the continent

記事リンク:https://edition.cnn.com/2019/02/17/africa/nba-africa-basketball-league/index.html

 

内容と背景:

世界で活躍するアフリカの国出身のスポーツ選手はとても多くいます。しかしこれまで彼らの活躍の場はそれぞれのスポーツが一番成功している、あるいは最先端を行っている国ということがほとんどでした。

そんな中、NBAのアフリカ版がアフリカ大陸を舞台にリーグ戦を展開するという面白いことが始まろうとしてます。サッカーなどでは欧米の強豪チームにつながるアカデミーや、それぞれのチームが自チームのアカデミーを持つことはありましたが、実際にリーグが展開されることは新しい試みのように感じます。

 

来年から始まるこのリーグ、アフリカ大陸にあるすべての国が最初から参入するのは難しいため、アンゴラ、エジプト、ケニア、モロッコ、ナイジェリア、ルワンダ、セネガル、南アフリカ、チュニジアと言ったいくつかの国がまずは対象になるようです。

 

アフリカがイノベーションや経済成長だけでなく、スポーツの分野でもさらに注目されるきっかけになりそうです。

 

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