★目次★
こんにちは!Pick-Up!アフリカのAyumiです。
今回は、ルワンダ食文化ツアーの第2弾!ルワンダの国民的な軽食をご紹介します。
ルワンダでは、朝や小腹がすいた時、会議やワークショップなどの休憩時間(コーヒーブレイク)に、今回紹介するような軽食をとることが多いです。
第1弾では、ルワンダの国民食7種類を紹介しました。まだご覧になっていない方はぜひ合わせてご一読ください!
★第1弾ブログ「ルワンダ国民食7選」★

ルワンダの国民的な軽食① Sambosa(サモサ)〜個人的に1位のスナック〜

サモサとは、小麦粉の皮でスパイシーなじゃがいもなどの具材を包み、揚げた軽食です。
この料理はもともと中東で生まれ、インドなどに伝播したとのことです(参考)。
サモサは実はルワンダ全土で日常的に食べられており、街中の小さなキオスクや、バスの停留所など、どこでも食べることができます。

中の具材はジャガイモが最もポピュラーですが、ミンチしたお肉が入っていることもあります。
ルワンダの国民的な軽食② Mandazi(マンダジ)〜ズッシリ揚げパン〜
マンダジ(一般的にはアマンダジと呼ばれる)は、スワヒリ海岸地域(タンザニア、ケニアのインド洋と面する沿岸地域)発祥の揚げパンです。

少しだけ砂糖が入っており、ほんのりとした甘みを感じます。中は小麦粉がギッシリ詰まっており、たっぷりの油で揚げたギルティな味です。
こちらも、街中のキオスクなど、どこでも買うことができる食べ物の一つです。

ルワンダ国民的な軽食③ Chapati(チャパティ)〜何でも挟める?〜
下写真のお皿の右に乗っているのがチャパティ。こちらはインドで有名な平たいパン、チャパティに由来しています。

インドのチャパティは全粒粉を使うそうですが、ルワンダでは小麦粉を使います。
イースト、水または牛乳、場合によっては砂糖などを加えて焼きます。しっとりとした食感が特徴的です。
こちらも、キオスクなどの小売店で売っていることが多く、広く国民に食べられています。
このチャパティに、上記で紹介したサモサやアマンダジを挟んで食べる人もいます。(なぜ挟むのかは、正直なところわかりません…。私は別々に食べる方が好きです。笑)
また、2枚重ねて一気に食べる人もいます。
☆チャパティで作る「Rolex(ロレックス)」は絶品
カフェやレストランなどでは、チャパティに肉やフライドポテト、ケチャップやマヨネーズを挟んだ「ロレックス」というものも売っています。


ルワンダ国民的な軽食④ ポリッジ(小麦と牛乳のお粥)
ポリッジとは、一般的に穀物をお水や牛乳で煮込んだお粥のような料理を指します。
ポリッジに使われる穀物の種類は、地域や個々の好みによって変わるそうです。

ルワンダで多く使われるのは、とうもろこしの粉やもろこし(ソルガム)の粉、大豆の粉です。
これを牛乳に混ぜ、場合によっては砂糖を入れて飲みます。栄養価が高く、子どもにとって飲みやすいことから、小学校で朝ごはんとして配ったり、難民キャンプでUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)が幼児に配給しているのをよく見ました。
私も何度か飲ませてもらいましたが、小麦粉の比率がかなり高いため、重ためで飲みにくく感じましたし、すぐにお腹いっぱいになりました…。
☆ルワンダ豆知識 〜料理に砂糖を使うのはNG〜☆

今回ご紹介したマンダジ(揚げパン)など、ルワンダには国民に親しまれる「スイーツ」がいくつかありますが、日本人が食べると甘さが足りないと感じるものが多いです。
ですが、ルワンダ人は非常に敏感に砂糖を感じとるので、マンダジも「甘い」スイーツのようです。
ルワンダ人はよく「砂糖は健康に良くない」と口を揃えて言います。一方、紅茶には怖いくらい沢山の砂糖を入れる(ティースプーン5杯以上)ので、どっちやねん!と思ってしまいました。
私は数多くのルワンダや周辺諸国出身の学生に日本料理を食べてもらいましたが、少しでも砂糖を使うと(肉じゃがやだし巻き卵など)ほとんどの人が「料理に砂糖を入れるなんてありえない!」と言っていました。
首都のキガリでは、外国人が経営するカフェなどで日本人にも馴染みのある、ちゃんと甘いスイーツを食べることができますが、ルワンダ人が食べているのを見たことはあまりありません…。

ルワンダでスイーツが恋しくなったたら、ぜひBriocheというチェーン店に行って見てください♫
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以上、ルワンダの国民的な軽食4選でした。いかがでしたか?
次回の第3弾では、ルワンダの飲み物について、お酒やお茶、コーヒーなどを中心に紹介していきます!
お楽しみに!
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