水曜日→「テクノロジー」、「イノベーション」、「スタートアップ」。 土曜日→「ビジネス環境」、「地域経済」。 それぞれを取り巻く環境に関連する記事を担当。 Twitter: @samuelima18

みなさん、こんばんは。
いつもこちらの記事お楽しみいただいてますでしょうか?

今日は3記事をご紹介します。いつも固い話が多かったりするので、柔らかく。コロナウィルスかの環境でルワンダでは体温測定などをするロボットが導入され、また、家にいることが多い中で音楽や映画などのエンターテイメントにお世話になることも増えた中で、アフリカでの音楽配信プラットフォームに関してと、ドライブスルー映画鑑賞のニュースをお伝えします。

是非お楽しみください!
また明日もお楽しみに!


記事1:『Unleashing robots in Rwanda’s war against COVID-19』

記事リンク:https://www.al-monitor.com/pulse/originals/2020/05/egypt-initiative-africa-fund-support-coronavirus-fight.html

内容と背景:

今回は数日前に少しルワンダで大きな話題になったニュースを。

アフリカの中でもICT技術を積極的に取り入れるとして知られるルワンダで、今回コロナウィルスへの対策として温度検査ロボットの導入を決めたようです。

今回の取り組みは、ICT省とUNDPの共同の取り組みで、コロナウィルスへの対応で最前線に立つ医療従事者の負担を減らすことが一つの目的で、すでにキガリ郊外にある病院では5体ほど導入が決まっているようです。ベルギーのZora Bots社が作ったこのロボットでは一度に50〜150人ほどの体温を図ることができることから、世界でも増えていると言われる医療従事者の感染を抑えることが期待されています。金額的には、一体、2700ドルするようです。また同社はルワンダにロボットを送ることから、全てのロボットにルワンダ後の名前をつけたようです。

ルワンダではここ最近感染件数の増加がとても緩やかになったことで、50%の通常ビジネスの回復に踏み切ったり、また、医療従事者の感染を1名に抑えたりするなどの対応が報告されています。

世界で様々なロボット系のソリューションが導入される中でルワンダ もその仲間入りをする嬉しいニュースでした。

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関連記事:

  1. 「Rwanda deploys robots to fight Covid-19」Link
  2. 「Rwanda deploys robots in treating Covid-19 patients One robot can screen 200 patients in 1minute」Link
  3. 「Rwanda has enlisted anti-epidemic robots in its fight against coronavirus」Link

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記事2:『Successes & Shortcomings Of Music Streaming In Africa – Mapping 25+ Platforms.』

記事リンク:https://weetracker.com/2020/05/13/music-streaming-africa/

内容と背景:

お次は、「アフリカでの音楽ストリーミングの成功と欠点– 25以上のプラットフォームのマッピング」と題した記事を紹介します。SpotifyやApple Musicをはじめとした音楽ストリーミング業界は世界各国で利用されている中で、アフリカにもその波が押し寄せてきているというニュースです。

この記事では、アフリカで使われている音楽ストリーミングプラットフォームは25以上あると言われており、その半分がこの5年間にサービス提供し始め、さらにそのうち72%がアフリカ発のものだと記事では紹介されています。この記事ではアフリカでのこの分野の成長や、課題に触れ分析しています。

まず、アフリカへ最初に導入された音楽ストリーミングサービスは、2006年に開始されたフィンランドの音楽ストリーミングプラットフォームであるSpinletが2011年に2人のナイジェリアの投資家によって買収され、2013年にナイジェリアに導入されたことから始まったようです。世界での市場の伸びにまだアフリカの投資家らは乗り切れていないようで、この数年間にこの分野への投資はわずか4件(約2000万ドル)とアフリカに対して行われている投資に比べると少し物足りないところもありますが、ナイジェリア(約47%)、ケニア(約27%)、南アフリカ(25%)の成長に引っ張られるように、2024年までの成長率は12%と予測されており、8億2200万ドルに達するのではとも紹介されています。現在では、市場の持つ可能性から、アフリカ内の大手電気通信会社もこの分野に進出し、2018年に、Safaricom PLCはケニアでSonga Appを立ち上げ、南アフリカのMTNグループはMusicTimeを立ち上げました。ナイジェリア発のMePlaylistが今年3月に大きな投資を受けるなどの動きもあり期待が持てるようです。

しかし、インターネットに満足にアクセスできない、貧困ライン以下の生活をしている人々の割合の高さ、また音楽が海賊行為の標的になった際の対応策が不十分なことが課題として挙げられている。

今後ここにリスト化されている25社のサービスの中で、どこの国のどこのサービスがどのように台頭してくるのか、それとも新たなスタートアップが出てくるのか、今後のアフリカの音楽ストリーミング業界の動向が楽しみです。また、新たにアップデートされた記事が出た場合はまた、こちらで皆様にシェアできればと思います。

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記事3:『Nigeria: COVID-19 – Drive-in Cinemas Berths in Lagos, Abuja』

記事リンク:https://allafrica.com/stories/202005200147.html

内容と背景:

続いてナイジェリアでのエンターテイメント業界に関する面白い話題をご紹介します。

記事によるとCovid-19のパンデミックにより世界中の映画産業が打撃を受けており、その影響でアメリカ、ドイツ、フランス、アジア圏の一部ではドライブイン形式の映画上映、コンサート開催、また礼拝の実施などが急速に広まっているようです。このドライブイン形式の映画上映では、大型の野外映画スクリーン、映写ブース、売店、及び自動車用の広い駐車場で構成されているケースが多く、顧客は車の中からプライバシーを保ちながら、また快適に映画を楽しめるようです。

そんな中、ナイジェリアにもその波が押し寄せているようです。アメリカのHollywoodやインドのBollywoodに次ぐ5億ドルもの経済規模を誇る市場であるナイジェリアのNollywoodも、Covid-19により大きな打撃を受ける中、地元の映画製作者であるCharles Olpaleke氏がアブジャとラゴスの2つの都市でドライブイン形式の映画上映の導入を試みているようです。

記事によると先週20日(水)にはアブジャにあるTranscorp Hilton の駐車場にてドライブイン形式の映画上映会が行われ、さらに22日(金)には国内で史上初となるドライブイン形式のコンサートが開催されたようです。Olpaleke氏はソーシャルディスタンスのガイドラインを尊重しながらも映画ファンである人々の幸せを保つ方法としてドライブイン形式を導入していると述べています。

記事ではソーシャルディスタンスの基準に従うのなら車両は少なくともお互いに2メートル離れた状態で駐車を行う必要があり、車両あたりの乗車人数は最大2人に納めなけらばならないとの見解が示されていますが、実際にこれらのドライブイン形式のイベントでは、各車両に対して窓を閉め、常に車両の中から出ないよう厳しい指導が行われているようです。

記事ではCovid-19による減便の影響により、国際空港の中にはその格納庫やオープングラウンドを使用しドライブイン形式のイベントを開催している事例もあると紹介されています。アフリカ大陸ではインフラの未整備などによりなかなかこのような取り組みを先進的に行うのは困難と予想されますが、今回のナイジェリアでの導入のように大陸内でこのような動きが広まり、経済が徐々に復活していくのを期待したいところです。

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関連記事:

  1. 「Bringing Nollywood star power to Nigeria’s fight against COVID-19: a UN Resident Coordinator blog」-Link

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