2泊3日(実質1泊2日)のダーバン旅行に行ったときの話をブログにしたいと思います。約1年前(2023年5月)の出来事なので、うろ覚えの部分がある+写真フォルダが爆散してしまい、ところどころ写真がないですがご容赦ください。


プレトリアに住んでいたので、ヨハネスブルグまでUberで移動して飛行機でダーバンに向かいました。

ヨハネスの空港は荷物制限に甘く、何個バッグを持って行っても、重量オーバーしても注意されることはありませんでした。(運が良かっただけかもしれません)荷物チェックが終わって中に入ったところには、カフェやレストラン、お土産屋さんや本屋さんがあります。私はいつも、なぜか大きな掛け声と共にコーヒーを提供してくれるノリのいいカフェでコーヒーを頼んでいました。

↑ノリのいいカフェで頼んだポキボール

今回、ほぼ1泊2日しかなかったので時間を確保すべく朝5:30にヨハネスブルグを出発する激早フライトでダーバンに向かいました。が、正直おすすめはしません。ヨハネスブルグからダーバンはたった1時間程度でついてしまうので、7時頃に到着してしまい時間を持て余しました。特に今回は街散策のツアーを9時に予約していたので、8時頃到着で十分だったなと思います。さて、朝7時に空いている観光地はなかなかないので、とりあえずショッピングモールに寄りました。

このショッピングモールも8:30オープンとのことで閑散としており、写真すら撮っていない始末。スーパーや服屋がある、南アフリカで一般的なショッピングモールでした。

行き場所がなく、途方に暮れた私たちは近くに植物園があることに気がつき、8時頃向かうことにしました。

時間つぶしのために来た植物園でしたが、広い池があるとても素敵な場所でした。

ようやく9時になり、ガイドさんと合流の時間。Viatorで街の散策とローカルマーケット巡り、地元のレストランが楽しめるというこちらのツアーを事前に予約しました。半日で約8,500円とお高めではありますが、治安の悪い国の知らない土地を観光するのは難しいだろうという判断からツアーで観光することを選びました。

集合場所は本当にただの住宅街です。もともとホテルだった場所らしいのですが、待つ場所がないので、集合時間ちょうどか少し遅めに着くことをおすすめします。

このガイドさんがおしゃべりでとにかくおもしろい!英語でのガイドなので、聞き取れないと大変ではありますが、土地の歴史から地元の人々のディープな生活まで紹介してくれる素敵なガイドさんでした。

ガイド「まずミニバスに乗車するよ!」

私たち「「「えーーー!!!??」」」

この驚きが伝わらないと思いますが、友達や学校から再三「ミニバスにはのるな」と言われてきた私たちからしたら、ありえない体験だったのです!

ミニバスといえば、スリにあう、治安が悪い、運転が荒い、など悪いイメージばかりあった私たちに対して、ガイドさんは「今は全然危なくないよ、それはただのイメージにすぎないんだ。昔はミニバス運転者同士で殺し合いが起こるほど治安が悪かったけど、今は全くそんなことはないよ」と教えてくれました。

殺し合い…?と疑問が残る私たちでしたが、確かに乗ってみるといたって普通。荷物などには注意しましたが、空いてる席に座って、料金を運転手に渡すだけ。ただ怖がりすぎていただけなのかなと思った体験でした。こういうのはツアーだったからこそできたことだなと思います。

着いた先は、ダーバンの街並みを一望できる素敵な場所でした。キッチンカーでコーヒーを楽しんだのですが、写真がなく…どこかわからなくなってしまいました、すみません。

目の前に広がっている草むらでは競馬が行われるそうで、毎年10月か11月頃がお祭りのようになってて楽しいんだと言っていた気がします。(うろ覚え)

左側に見えるのはスタジアムで、ラグビーやサッカーが行われているとのことです。特徴的なデザインで遠くからでもよく見えます。

右側はダーバンの街並み。ダーバンは歴史上インド人が辿り着いた場所でもあり、インド人やカラードの方々が多く住んでいます。中心地はすごく人口密度が高いんだ、とガイドさんは言っていました。左端に見えている白い小さな建物はモスクだそうです。

コーヒーを楽しんだら街の方に向かっていきます。

いかにも危険そうな中心地らしき場所に来ました。1人だったら怖くて来れない場所ですね。

ここではローカルマーケットを堪能。

屋外のマーケットで、食べ物から日用品などとにかく何でも売っています。道一杯にお店が並んでいて混沌とした感じ。

このマーケットで私は衝撃的な食べ物と出会います…

この建物の中でいただいたもの、それは牛の頬肉です。

字面にするとなんておいしそうなのかしら、と思えますが当時の私にはいろいろとショッキングなものでした。

この建物内では牛の頭を捌いており、頬肉を焼いて蒸しパンと一緒に提供してくれます。

なんだか写真はましに見えるかも?蒸しパンとお肉で100ランド(約800円)でした。

左側の茶色い調味料がシーズニング(おいしい粉)で、真ん中が辛めのソース(ペリペリ)、右はお塩です。

食べてみると、生臭いお肉で骨が多く、何か口に入ったと思えば牛の毛。すぐそばでは牛の頭を捌く「ダンッ、ダンッ」という音が聞こえ、異様なにおいがします。

環境も相まって忘れられない経験となりました。

↑蒸しパン、奥では捌いて調理してくれている

↑食べ終わったものだと願いたい頭たち

世界は広いですね。

食べ終わった後は屋内のマーケットに向かいました。ここは普通のアフリカによくある市場で安心しました。

↑薪も売っている

売っているものは野菜や香辛料など食べ物が多く、広い倉庫みたいな感じでした。

どこのお店も似たようなものを売っているので、「どうやってお店を決めるの?」とガイドに聞いたところ「気分だよ、好きなところで買いな」と言われました。

そしてこの圧巻の洋服売り場!

意外にもドレスみたいな感じではなく、多くはエプロンみたいな感じで使うと言っていた気がします。(うろ覚え②)

その後は薬などがたくさん売っているエリアへ。伝統的な薬草?のようなものがたくさん売られていました。すごく迫力がありますが、薬のエリアは基本的に撮影禁止らしいので、気をつけましょう。

色々と面白い経験をしたところでようやく外に出てきました。

ふ~~~~。いくらガイドさんがいるとはいうものの、マーケットはやはり体力を奪われます。

この後は屋内のお土産が色々とある場所に行きました。(写真なし)

伝統的な作品がたくさんあり、少し強引に買わせようとしてくる店員さんもいましたが、楽しかったです。

道中通った市場には、お魚やお肉が色々と売られていたのですが、何事もないかのように鹿や牛の頭が売られていてびっくり。

死んだ魚が置いてあっても全然気にならないのにね。

このツアーの最後にはダーバン名物バニーチャウをいただきました。(お店のリンクはこちら

パンの中にカレーを詰めた食べ物ですが、これがめちゃくちゃおいしい!

南アフリカの食パンっておいしいんですよね~大きくてもちもちしてて甘くて。甘党にはたまらんのです。

私はスパイスなどが好きではないので、バターチキンカレーにしましたが、バニーチャウにはスパイスが効いたカレーの方がおいしいだろうな〜と思いました。

同時にビリヤニもいただきました。インド人が多いということで、ダーバンではインド料理が多いそうです。

海が目の前で素敵なお店でした。ちなみにダーバンは割と年中温かく、なんかいつも曇っているそうです。(南アフリカに7年住んでいた友達談)

食事の際に、ガイドさんの奥様が合流して(?)一緒にご飯をいただきました。ここで、南アフリカに10か月程住んで疑問だった、とある質問をしました。

「なぜ南アフリカは殺人率が高いのか」

歴史に詳しいガイドさんなら知っているのではないか、と考えての質問でした。

彼と奥様は、「知り合いや身内同士での殺し合いが多く、見ず知らずの人を殺しているケースは少ない」と話していました。さっきのミニバスの話でも、運転手同士がどのルートを通るかで揉めて殺し合いが起きていたと話していました。外国人として少し安堵した気持ちと、身内で殺し合うという事実に恐ろしいと感じる気持ちが混ざり合った、複雑な心境になったのを今でも覚えています。

このご飯でガイドさんとはお別れ。このツアーのおかげで最高に素敵な経験ができました。ダーバンに訪れる方はぜひ!

ツアーが終わったのが16時半頃。次の私たちのお目当ては「人力車」です。

アフリカで人力車?と思われるかと思いますが、そうです。浅草とか観光地にある人力車です。

…見た目はだいぶ違いますね。でも、南アではこれを「rickshaw」と呼んでいます。諸説ありますが、日本の人力車が由来とか?本当だったら面白い!

日本の人力車と違って、観光案内してくれるというよりはアトラクション的に楽しむ感じです。この海岸沿いを走り、時々人力車を急な角度に傾けて遊ばれる感じです。

私たちの宿泊するホテルが近くにあったのでそこまで運んでくれたのですが、途中急な坂があり、「運べないから降りて」と言われました。重くてすまん!

10分くらいで到着。値段は忘れてしまったのですが、調べてみると相場は30ランド~100ランド(約240円~約800円)らしいです。

なんやかんやあってホテルに到着。ビーチに近いParade Hotelに泊まりました。

2名2泊朝食付きで1,394ランド(約11,152円)と破格!

お部屋自体広くはないですが、水回りもきれいで朝食もちゃんとしていてかなりおすすめです。ダーバンでホテルを探している方は是非!


前編はここまで。後編もすぐ出ます!お楽しみに★

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