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https://www.macaubusiness.com/projects-worth-22-9-bln-usd-signed-at-2nd-china-africa-economic-and-trade-expo/

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本日は、第2回中国アフリカ経済貿易博覧会についての記事をピックアップしました。今回は第1回を上回る結果となり、これからの両国の関係に期待が高まります。

中国アフリカ経済貿易博覧会とは、両国間の貿易を促進するためのプラットフォームのことです。2018年に行われた中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)で中国は、中国アフリカ経済貿易博覧会を一つの例として、中国とアフリカの間でより親密な関係を築くことに貢献するだろう8つの大きな取り組みを始める計画があることを発表しました。第1回は2019年に行われ、大きな成功を収めました。

アフリカと中国の間の貿易額は順調に増加しており、コロナの感染が拡大している今も、中国はアフリカ最大の貿易相手国となっています。こちらの記事からわかるように、2021年1月から7月の中国市場において、アフリカからの輸入が46.3%の成長率を見せており、2020年の同時期と比較しても40.5%も増加しました。

そして今回、第2回中国アフリカ経済貿易博覧会が9/26から9/29に中国の湖南省長沙市で行われました。全4日間で135件のプロジェクトが契約され、総額は229億ドルにまで及びました。今回は、新型コロナウイルスの影響もあり、オンラインとオフラインの両方で行われました。

博覧会では、全体で320の会社が自社の商品を展示しており、3870 万ドル相当の製品がオンラインショッピングのイベントで取引されたと発表されています。また、たくさんのイニシアチブが生まれ、契約件数も契約された金額も第1回より増加したそうです。この成功の背景には、中国とアフリカ両国の関係者全員による強力な支援と積極的な参加があるとしています。

このような取り組みによって、中国アフリカ間の貿易は活発化しています。こちらの記事で示されているように、今ではアフリカの商品は、中国でなくてはならない存在になりつつあります。中国では、資源以外の輸入を増やすと主張しており、乾燥唐辛子やコーヒーといった商品を輸入しています。

こちらの記事では、乾燥唐辛子の輸出業者の代表が、中国市場への輸出がこれまでのヨーロッパやインド市場への輸出と比較してより安定するだろうとの考えを共有しているように、コーヒーなどの作物や製品の中国への輸出により、安定性を得られた企業が多いようです。

アフリカからの視点で見ると、これまで輸出量が安定しなかったインドやヨーロッパと比べて貿易が安定することや、様々な中国の商品を簡単に手に入れることができるといったメリットを期待する意見も多く聞かれます。そこには、こちらの記事でも述べられているように、輸出量の増加を願うアフリカの輸出業者と、アフリカへの進出をより一層推し進めている中国というWin-Winの関係性がみられるうえ、中国の打ち出している「一帯一路」構想やアフリカのインフラへの投資など、徐々により良い基盤が作られているなどの背景がみられます。

中国アフリカ間の輸送は、今まで河川と海を使って行われてきました。しかし、9月15日に工業都市である株洲市から、海と鉄道を組み合わせてアフリカに輸送するサービスが始められました。このサービスにより、輸送時間を東アフリカなら10日、西アフリカなら9日短縮することができ、3%のコストカットが見込まれるようになりました。また、アフリカにある11の港と内陸部にある20の道や線路にアクセスできるようになると予想されています。

またこちらの記事では、相互利益のためにアフリカ側にも魅力的な環境づくりや貿易体制づくりなどのインフラ整備に積極的に関与していることが書かれています。インフラ整備は主に、アフリカと中国間の国際貿易を促進するものであるとともに、内陸部での鉄道の整備等に及んでいるため、結果的にアフリカ域内の貿易の活発化にも貢献しています。

しかし直近の課題として、アフリカからの貿易品目が天然資源に偏っている事実があり、アフリカ側では、これらを多様化する必要があり、産業化をはじめとしたインフラの整備はとても重要なことです。今後、これらのインフラ整備や環境整備が進むことで、外国の企業の活発な参入やアフリカ地域内での貿易の発展が見込まれます。また、インフラ整備や環境整備が行われることで、域内貿易の活発化にもつながり、域内での貿易や産業格差を縮めることにもつながり、地域全体でのバリューチェーンが増えると考えられています。こういった動きが、国際的に貿易をする基盤になるのではないかとされています。アフリカは、このような中国の協力に期待を寄せています。

上記のような輸出の動きに対して、加工品の輸入ではアフリカは、その多くをヨーロッパに頼っています。こちらの記事によりますと、加工品の輸入対象国として、ヨーロッパが35%、中国が16%、その他をアジアが占めているとのことです。中国からの輸入量の変化に注目が集まりそうです。

中国アフリカ間の貿易は今後も目を離せません。これからも大きな動きがあり次第、記事にしてこうと思います。

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