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こんにちは!Pick-Up!アフリカです。
アフリカに渡航する際、2026年4月現在の中東情勢から中東経由のルートを選択しづらい場面も増えていますよね。
そんな中で、アフリカ最大のハブであるエチオピア航空・アディスアベバ空港を利用する方は今後さらに増えてくると考えられます!
「エチオピア航空って安全?」「空港での待ち時間はどう過ごせばいい?」
そんな不安を解消すべく、今回は実際に利用したメンバーによるリアルなレビューをお届けします!アフリカ渡航を考えている方は必見です。
エチオピア航空:空の旅のリアル
エチオピア航空とは?
エチオピア航空とは、1946年に国際線の運航を開始したアフリカ最大級の規模を誇るエチオピア国営航空会社で、航空グループです。なんと、2026年で80周年!歴史ある航空会社です。
ちなみに、日本が誇る日本航空株式会社(JAL)と全日本空輸株式会社(ANA)はそれぞれ1952年と1953年に国際線の運航を開始しています。
概要
創業:1945年
運航開始:1946年
本拠地:アディスアベバ
第一ハブ空港:アディスアベバ・ボレ国際空港(ADD)
アフリカ域内の主要都市に加え、ヨーロッパ、中東、アジア、北米、南米へと路線網を広げており、145以上の都市にノンストップ便を運航しています。
\\エチオピア航空のここがすごい//
・アフリカ大陸内の移動では一強エチオピア航空は、アフリカ大陸の中心に位置する地理的優位性を活かし、アディスアベバを「アフリカ最大の乗り継ぎハブ」として発展させてきました。アフリカは都市間の直行便が少ない地域が多いため、同社はアディスアベバを経由することで、アフリカ内の移動を効率化する“ゲートウェイ”の役割を担っています。なんと、約60もの都市に行くことができます!さらに、ロメ(トーゴ)、ルサカ(ザンビア)、リロングウェ(マラウイ)、キンシャサ(コンゴ民主共和国)など複数の都市をサブハブとして展開し、アフリカ全域を網羅するネットワークを構築しています。

サブハブのおかげで、アディスアベバからニューヨークに行く場合も6時間ほどで到着します。
アジア—アフリカ間の移動では直行便は存在しませんが、エチオピア航空が最も便数を持つ航空会社のひとつであり、日本からアフリカ(特に東アフリカ地域・西アフリカ地域に行く場合)に行く場合最有力候補になります。
参照:エチオピア航空経路情報
快適な機材とサービスオプション
短距離路線ではエコノミークラス主体の機材を使用し、アフリカ域内の需要に対応しています。一方、ヨーロッパ、アジア、北米などの長距離路線では、エコノミークラスとビジネスクラス(Cloud Nine)の2クラス構成を採用し、最新鋭機材による快適なサービスを提供しています。
乗客からの評価も高く、8年連続でSKYTRAXベストエアラインに選ばれています。
参照;エチオピア航空公式サイト
渡航経験者別!エチオピア航空搭乗レビュー
Aさんのレビュー:成田発、ソウル・エチオピア経由ルワンダ行きのリアル!
2025年の夏、私は成田からソウル、アディスアベバを経由してルワンダへ向かいました。
実際に搭乗して感じたエチオピア航空をシェアします!
機内の雰囲気:寒さと乱気流の連続
まず、これから乗る方に一番伝えたいのは「機内はとにかく寒い!」ということ。
羽織るものは必須です。ブランケットも数に限りがあるようで、足りなくなっている場面も見かけました。暖かい服装での搭乗を強くおすすめします。
また、運悪く激しい乱気流に遭遇したのですが、揺れがあまりに酷く、CAさん自身も思わず叫んでしまうというスリリングな一幕も(笑)。
ただ、CAさんたちはとてもチャーミングで、親しみやすい雰囲気だったのが印象的でした。

機内食:アジアやエチオピアの味を満喫
食事に関しては、日本食は出ませんでしたが、ソウル経由ということもあり「キムチ」が登場!
他にもヤンニョムチキン風のメニューや、うどんのようなアジア風の料理もあり、日本人の口にも比較的馴染みやすいラインナップでした。



そして、絶対に試してほしいのがエチオピアコーヒー。
機内で本格的な香りが楽しめて、本当に美味しかったです。
他にもフルーツジュースが充実していたのも嬉しいポイントでした。
エンタメ・設備:期待しすぎは禁物?
座席には充電ポートが備わっていますが、場所によっては「ほとんど機能しない」ことも……。
モバイルバッテリーは手荷物に入れておいたほうが安心です。
音楽や映画はアフリカやアジアなど地域ごとの作品が豊富で、普段見ないジャンルの作品に触れる良い機会になりました。

Bさんのレビュー:文化の違いを実感!成田発、ソウル・エチオピア経由ルワンダ行きのリアル
2025年、私は成田からソウル、アディスアベバを経由してルワンダへ向かいました。 実際にエチオピア航空に搭乗して感じた、驚きの体験やカルチャーショックをシェアします!
機内の雰囲気:異国情緒あふれる匂いと音楽
まず、これから乗る方に伝えたいのは「機内に入った瞬間からすでに海外!」ということ。
香辛料が混ざったような独特の強い匂いと、聴き慣れないアラビア語のような音楽に包まれ、「ここって本当に成田だよね?」と何度も確認してしまったほどです。
機内アナウンスも外国語のみで日本語は一切流れず、語学が苦手な私は一気に緊張してしまいました。
ただ、アフリカ系やアラブ系を思わせるとびきり美人なCAさんたちに出迎えられ、緊張しつつもドキドキと期待で胸が躍りました(笑)。

機内でのハプニング:トイレのドアをめぐるカルチャーショック!?
機内での出来事として印象に残っているのは、歯を磨きにトイレへ行った時のこと。
まず私は通路から遠い席に座っていたため、隣の人に一言声をかけるのが面倒でトイレをずっと我慢していました。
しかしそろそろ我慢の限界という時、どうせなら歯も磨こうと思い歯ブラシを持ちトイレへ。我慢していた分、ゆっくりトイレ時間を楽しもうと思って便器に座った途端、ドアをいきなり「ドンドンドン」と強く叩かれました。
このドンドンの勢いは尋常ではなく、ドアが壊れてしまいそうで心配になるほど。
内側から軽く叩いて返事をしてもまるっきり無視で、音は強まるばかり。私も我慢の限界でよく家のトイレを叩きますが、家族であってもここまで強く叩くことはない!これはやばい!絶対に怒ってる!と思い焦ってトイレをすませ、今まで生きてきた中で一番早く歯を磨き、「ソーリーウエイト!」と思いつく単語を叫びながらうがいをし、トイレを出ました。
相当怒っている体格の良い怖いおじさんでも待ってるかと思い恐る恐るドアを開けましたが、そこにいたのは優しそうなおばさん。にこにこしながら「センキュー!」と言われ「ええ、!はい、あの、どうぞ」と、とっさにおどおどした日本語が出ました。
全く怒っている様子もなく、これがカルチャーショックなのか!?と衝撃を受けた出来事でした。
機内での過ごし方:祈る人、学ぶ人、ミイラになる人!?
機内での過ごし方は人それぞれ。
私がエチオピア航空を使っていて印象的だったのは機内での過ごし方にも宗教の色が大きく出るということ。
私の隣に座っていた人は聖書を読んで何かのメモをとっていました。真面目だなあと思いチラチラ見ていましたが、意外と早く聖書を開いたまま寝てしまっていて、自分の勉強している姿とつい重ねてしまいました。教科書を開きながら寝てしまうというのは世界共通のようです。
また一度乱気流に入って飛行機が大きく揺れた際には、相当怖かったのか「ジーザス、ジーザス、おおジーザス!」と声に出して神に祈ってる人もいました。「そこまで怖がらなくていいのに、、」と思いつつ、あまりの必死さに少し気の毒に思えてしまいました。
そして何よりも多かったのは、全身ですっぽりと毛布を被り、まるで「エジプトのミイラ」のように寝ている人たち。
この人たちは乱気流の揺れにもびくともしていませんでした。
私も次回はこのミイラスタイルを参考にして熟睡したいと思います。
アディスアベバ国際空港(Addis Ababa Bole International Airport:ADD)
アディスアベバ空港とは?

- 所在地:エチオピア・アディスアベバ市内中心部から約6km
- 開港:1962年(旧称:Haile Selassie I International Airport)
- 標高:約2,334m(世界でも有数の高地にあります)
- 運営:Ethiopian Airports Enterprise(国営)
空港の規模・設備
- アフリカで3番目に利用者が多い国際空港
- 年間旅客処理能力:約2,200万人(2019年の大規模拡張後)
- ターミナル構成:
- ターミナル1:国内線・近距離国際線
- ターミナル2:国際線専用(主要国際便はこちら)
- 空港内・空港直結のホテル
① Ethiopian Skylight Hotel(空港敷地内・5つ星)
・空港のすぐ隣にある大型ホテル
・エチオピア航空の遅延・欠航時の宿泊先としても使われる
・ビジネス客向けの設備が充実
② Skylight In-Terminal Hotel(ターミナル内)
・国際線ターミナル2の中にある“空港内ホテル”
・乗り継ぎが長い人向け
・部屋数は多くないが、利便性は抜群
就航航空会社
- エチオピア航空(ET)が圧倒的な主力
- その他の国際線:
- カタール航空
- トルコ航空
- エミレーツ航空
- エティハド航空
- エジプト航空
- ケニア航空
→ アフリカ・中東・欧州の主要ハブと接続する“乗り継ぎ中心空港”。
ハブ空港としての特徴
- エチオピア航空の本拠地であり、アフリカ最大級の乗り継ぎハブ
- アフリカは都市間直行便が少ないため、ADDが大陸内移動の中心として機能
- 東アフリカ地域・西アフリカ地域・南部アフリカ地域の主要都市へ短時間で接続
- 空港直結ホテル(Skylight Hotel / In-Terminal Hotel)があり、長時間乗り継ぎに強い
中東情勢による航路への影響(2026年4月現在)
- 基本的に日本からアフリカへ行く場合、一般的には 中東経由(ドーハ・ドバイ・アブダビ) が主流
- 中東情勢が不安定な時期は、
→ 航路変更・飛行時間延長・一部便の欠航 が発生することがある - その結果、
→ アディスアベバ経由(エチオピア航空)が比較的安定した代替ルートとして選ばれやすい - エチオピア航空は紛争地域を避けた航路を使用するため、影響が比較的少ない傾向
参照:エチオピア航空公式サイト
経験者が語る:空港での過ごし方アドバイス
Cさんのレビュー:エチオピア・アディスアベバ空港での乗り換え体験:驚きの日本クオリティと至福のコーヒー
エチオピアからルワンダへの旅の途中、乗り継ぎで立ち寄ったエチオピアの首都・アディスアベバにある「ボレ国際空港」
アフリカのハブ空港として名高いこの場所で、私は意外な光景と、この国ならではの素敵な香りに包まれました。

空港の設備: 異国の地で出会った「日本」に救われた
長いフライトを終え、まず向かったのはトイレでした。異国の空港では、設備の清潔感に不安を感じることも少なくありません。しかし、個室に入った瞬間、私の目に飛び込んできたのは、見慣れた「TOTO」のロゴでした。アフリカの地で、まさか日本の最新技術が詰まったトイレに出会えるとは思いもよらず、その技術力の素晴らしさに改めて驚愕しました。清潔に保たれた日本製の設備があるというだけで、長旅の緊張がすっと解け、大きな安心感に包まれたのは言うまでもありません。


空港でのお買い物事情:本場の香りに誘われて:空港でのコーヒーショッピング
トイレでリフレッシュした後は、空港内のお買い物タイムです。
エチオピアに来たからには、どうしても手に入れたいものがありました。
それは、世界的に有名な「エチオピアコーヒーの豆」です。
【立ち寄ったお店の様子】
私が訪れたのは、ゲートから少し離れたところにあるお土産専門店です。
店内には多種多様な生豆や、美しくパッケージングされた焙煎豆が所狭しと並んでおり、一歩足を踏み入れるだけでコーヒーの香りが漂ってきます。
袋には必ず少し穴が空いています。
その穴からいい匂いのするコーヒーを探し、一番いい匂いのするものを購入しました。
Dさんのレビュー:(南アフリカ→エチオピア→ルワンダ・ルワンダ→エチオピア→広州で利用)
ラウンジ事情:
私はラウンジで時間を過ごしました。
アディスアベバ空港には2026年5月現在、4つのラウンジが存在します。
| ラウンジ名 | 対象者 | 特徴 |
| New Premium Lounge (2025年末新設) | ShebaMiles プラチナ/ゴールド, スターアライアンス・ゴールド | 5,500㎡の広さを誇る最新施設。1,000人収容可能。シャワー、睡眠室、ビューティーサロン完備。 |
| Cloud Nine Lounge | ビジネスクラス(C9)搭乗者専用 | 伝統的なエチオピアコーヒーのセレモニーが人気。インジェラなどの地元料理が充実。 |
| Sheba Platinum & Star Gold | ShebaMiles プラチナ, スターアライアンス・ゴールド | 以前からのメインラウンジ。混雑時は新プレミアムラウンジの方が快適です。 |
| ShebaMiles Silver Lounge | ShebaMiles シルバー会員 | シルバー会員専用。設備は標準的。 |
私はSheba Platinum & Star Goldラウンジを利用しました。

このラウンジはターミナル2の中心部(ゲートA13・A14付近)に位置しています。
2020年にオープンされた比較的新しいラウンジです。
清潔に整備された設備が充実しており、ほぼフルフラットの椅子があるクワイエットルームや、シャワールームを完備しています。


食事コーナーも充実しており、国際的なメニューに加えてエチオピアのローカルフードも用意があり、エチオピアの国民食「インジェラ」やスパイシーな煮込み料理「ワット」など、現地の食文化を楽しむことができます。


また、ラウンジ内では、伝統衣装を着たスタッフがその場で生豆から焙煎し、コーヒーを淹れてくれるコーナーがあります。立ち込める香ばしい香りと濃厚な一杯は、エチオピアならではの最高のおもてなしです。

アディスアベバ空港は、深夜(22:00〜翌1:00頃)にかけてアフリカ全土へ向かう出発便が集中するため、この時間帯のラウンジは世界中から集まったビジネスマンや旅行者で非常に混雑します。
シャワーを希望する場合は、入室後すぐに受付で予約を済ませるのが鉄則。また、入り口付近は混み合うため、少し歩いてラウンジの奥の方へ進むと、比較的静かで空いている座席を確保しやすくなります。
乗り継ぎの注意点:
南アフリカ→エチオピア→ルワンダの乗り継ぎで使用した際、セキュリティーチェックが非常に混雑し、危うく次のフライトを逃しかけました。
ラウンジ紹介でご説明した通り、アディスアベバ空港は深夜に混雑するため注意が必要です。トランジット時間が1時間30分以下の場合はかなり焦った方が良いです。
私はスターアライアンスのセキュリティーチェック優先権を使用してギリギリでルワンダ行きのフライトに滑り込みました。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
飛行機の機内の様子から空港での過ごし方についてのいろいろなレビューをご紹介しました。
現在、イラン情勢によって、今回紹介したアディスアベバ空港経由を使用する人も増えています。
最初は不安に思うかもしれませんが、エチオピアコーヒーを楽しめる機内のサービスやアラビア語の音楽も楽しめる機内といった飛行機の中での楽しみも待っています。
また、コーヒー豆の買い物やシャワー完備でフードからコーヒーまで楽しめるラウンジといった乗り継ぎ時間も一つの「旅」として楽しむことができます。
ぜひ、皆さんもエチオピア航空で、思い出に残るアフリカの旅を楽しんでみてください! 皆さんの渡航が、安全で素敵なものになりますように!

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