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美しい自然や多様な文化にあふれるアフリカ大陸。しかしその一方で、気候や衛生環境の違いから、日本ではあまり見られない感染症が存在します。
旅行やボランティア、ビジネスなどでアフリカを訪れる際には、現地で感染する可能性のある病気を知っておくことが大切です。
今回は、アフリカで感染する可能性のある感染症のひとつ 「中東呼吸器症候群」 をご紹介します。
中東呼吸器症候群
| 概要 | 2012年にサウジアラビアで初めて同定された新規のコロナウイルス(MERS‐CoV)によって起こるウイルス性呼吸器疾患 |
| 感染源 | ヒト以外からヒトへの感染ヒトコブラクダがMERS-CoVの主要な保有宿主で、生乳、尿、加熱の十分でない肉を摂取したり、ラクダの唾などの飛沫を吸入したりや接触したりすることで感染すると考えられています。 ヒトからヒトへの感染飛沫やエアロゾルによって人から人へ感染します |
| 症状 | 無症状や軽度の呼吸器症状から重症急性呼吸器疾患や死亡まで多岐にわたります。MERS-CoV疾患の典型的な症状は、発熱、咳、息切れで、肺炎が一般的な症状です。下痢などの消化器症状も報告されています。重症の場合、人工呼吸器や集中治療室での治療を必要とする呼吸不全を起こすことがあります。 |
| 潜伏期間 | 2~14日 |
| 感染地域 | サウジアラビアなど中東のヒトコブラクダが生息する地域 |
| 致死率 | 約35% |
| 治療法 | 症状を軽くするために対症療法が行われます。合併症の治療も平行して行われます。 |
| 予防方法 | 一般的な予防対策として、ラクダやその他の動物がいる農場、市場、家畜小屋、他の場所に立ち寄る人は、動物との接触の前後では規則正しい手洗いを含む一般的な衛生対策を実行するべきです。 生や加熱が不十分なミルクや肉類などの摂取は、感染リスクを高めてしまいます。未調理の食品との接触汚染を避けるために、注意して取り扱うことが必要です。 |
参考:
https://www.who.int/health-topics/middle-east-respiratory-syndrome-coronavirus-mers#tab=tab_1 https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-12-02.html https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/mers.html https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/name61.html

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