日本ルワンダビジネスコミュニティ(JRBC)運営メンバーの一人です。Pick-Up!アフリカでは主に、教育・社会福祉・ヘルスケアなどなどを担当させていただきます!

今月もPick-Up!アフリカをご覧いただきありがとうございます。
本日は7月8月にアクセスが多かった記事を3位まで発表します。

それぞれの記事にアップデートされた情報を追記していますので、その後の動向も併せてぜひご覧ください。


1位:ルワンダICT教育の取り組み、現状・成果・課題は?【Pick-Up! アフリカ Vol. 128:2021年3月15日配信】

今月1位になったのは、以前からもランキング入りをしていたルワンダのICT教育に関する取り組みについて書かれた記事です。

ICT立国を目指すルワンダでは、どのような体制のもとICT教育が進んでいるのか、現状や課題について示されています。

コロナ禍によって需要の高まりを見せているICTを活用した教育活動。最新の現状について書かれた記事を新たにピックアップしてみました。ぜひ、下記の記事も合わせてご覧ください。

関連する話題の最新記事:

ルワンダの教育セクターは、パンデミック後の時代に向けたデジタルイノベーションポリシーが必要。

The Rwandan Education Sector needs Digital Innovation Policies for the Post-Pandemic Era
http://southernvoice.org/the-rwandan-education-sector-needs-digital-innovation-policies-for-the-post-pandemic-era/
(配信元記事の配信日:2021年7月26日)

先月配信されていたこちらの記事は、ルワンダ国内でのICT教育に関して、独自の調査をもとにその現状と展望について書かれているものになっています。

まず、現状としてはルワンダ国民のスマートフォン所持率について、携帯電話を持っている国民は1200万人であるものの、スマートフォンを持っている人数はわずか190万人と、全体の1.9%に過ぎないということについて示されています。その上で、ICTリテラシーが一般的に不足していることや、農村地と都市部でのデジタルツールへのアクセス格差が開いていることを問題視しています。

そこで、この記事では今後の展望として、全国テレビチャンネルの利用が効果的であるということが述べられています。テレビを使うことで地理的な問題に関わらず、全ての子どもが教育にアクセスできるということが示されています。

また、民間やコミュニティと連携して、ルワンダ国民のICTリテラシーを向上させる必要があるということも言及されていました。

最終的な目標は、「教育のための持続可能な情報通信技術を構築することが求められる」ということが書かれています。しかし現状ではICT機器やICTリテラシーの不足、農村地域と都市部での格差など、様々な問題が山積しているようです。その打開策として、全国を対象としたテレビチャンネルを効果的に利用するなど、誰もがアクセスできる教育機会を提供できするように努めることが現状でできる最善策なのかもしれません。


2位:サバクトビバッタの大量発生:最新の発生・対策状況は?【Pick-Up! アフリカ Vol. 129:2021年3月16日配信】

2位にランクインしたのは毎月トップ5位入りしているサバクトビバッタに関する記事です。2020年7月と12月に東アフリカ地域にてサバクトビバッタが大量発生し、作物を食い荒らしていることが大きな話題を呼んでいました。この記事ではその発生状況や対策に関して、2021年3月現在の情報について詳しく書かれています。

その後の動向については、海外のどのメディアでも詳しく紹介している記事は見当たりませんでした。そこで、5月に公開されたこちらの記事を今回はピックアップしました。

関連する話題の最新記事:

カナダが220万米ドルをエチオピアプロジェクトに寄付

Canada Donates 2.2Mln USD to Safeguard Agricultural Livelihoods Affected by COVID-19, Desert Locusts in Ethiopia
https://www.ena.et/en/?p=24262
(配信元記事の配信日:2021年5月11日)

その後の5月に更新されたこちらの記事では、カナダ政府がエチオピアのCOVID-19とサバクトビバッタの影響を受けた生計を保護するための食糧農業機関(FAO)のプログラムに220万米ドルを寄付したことについて書かれています。

その後、特に海外のメディアでもサバクトビバッタに関連した記事を更新しているところは見当たりませんでした。

引き続き新しい情報がみられた場合にはピックアップしてお伝えできればと思います。

3位:南アフリカSDGs、水分野の目標を達成できない見通し?【Pick-Up! アフリカ Vol. 144:2021年4月2日配信】

4月に公開したこちらの記事では、南アフリカのSDGs達成目標について、数多くの政策とプログラムに焦点を当て、それぞれの目標に対する開発上の課題を特定したところ、目標6の「水と衛生」分野の定められた目標を達成することは難しいという見解になったということが示されています。

水と衛生の分野にも大きく影響する「新型コロナウイルスによる経済的な影響」や、「国内のデータ収集方法」について分野横断的な話題に触れています。ぜひ、記事本文をお読みいただければと思います。

合わせて、追加の最新報道として、アフリカ全体での水資源への投資を加速させるためのハイレベルパネルに関して書かれた記事をピックアップしました。

関連する話題の最新記事:

アフリカの水投資に関する国際ハイレベルパネルを召集するためにパートナーシップが開始

Partnership launched to convene International High-Level Panel on Water Investments for Africa
https://www.engineeringnews.co.za/article/partnership-launched-to-convene-international-high-level-panel-on-water-investments-for-africa-2021-08-20/rep_id:4136
(配信元記事の配信日:2021年8月20日)

この記事は、南アフリカのみに焦点を当てた内容ではありませんが、アフリカ全土における水資源投資と持続可能な開発目標(SDGs)に関して書かれた記事になっています。

この記事では2021年の第4四半期に発足する予定のアフリカの水投資に関する国際ハイレベルパネルについて書かれています。様々なアクターが参画しているこのハイレベルパネルでは、アフリカの水投資ギャップを狭め、アフリカ大陸の水に対する社会経済的ニーズを満たすことを目的としているということです。

パネルでは、気候変動に伴う水の安全保障と持続可能な衛生のための投資見通しを改善し、気候変動とCovid-19パンデミックの2つの課題に取り組むことも目的としています。

また、Africa Water Investment Programme’s (AIP’s):アフリカ水投資プログラム(アフリカ各国が、2030年までに気候変動に対応する水投資に年間300億ドルを活用するという投資プログラム)の目標を支援します。

また、この記事では、アフリカにおける現在の水と衛生セクターへの投資は、100億ドルから190億ドルであると示されている一方で、2025年のアフリカ水ビジョンを満たすためには、毎年640億ドルを投資する必要があると見積もっています。

そのために、ユニセフやアフリカ開発銀行などの15名の委員からなるパネルは、国連とアフリカ連合の元首向けのハイレベルなレポートと投資計画を作成し、各国が毎年300億ドル相当の投資を動員して水インフラのギャップと、アフリカ水ビジョン2025を満たし、2030アジェンダの達成に貢献するように努めるということです。

水資源の大切さはさることながら、その資源を各国が管理し、適切に運用するためにはそれ相応のコストがかかります。そのためにアフリカ連合や国連機関などパートナーシップを通じて、水分野での投資を推進させるという活動が進められているということです。

引き続き、アフリカ各国の水分野の動向について注目していきたいと思います。


以上、本日は7月の上位3位の記事をピックアップし、それぞれの最新情報についてピックアップしました。


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