こんにちは!Pick-Up! アフリカをご覧いただきありがとうございます。現在ルワンダに留学中のAyumiです。

先日、Pick-Up! アフリカのSNS(TwitterInstagram)でルワンダ観光マップを公開しました。今回はこのマップをもとにルワンダの観光地をご紹介するシリーズ第一弾として、キブ湖のクルージング旅行を解説していきます。

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キブ湖とは

ルワンダの有名な観光地の一つ、キブ湖はルワンダ西部に位置し、コンゴのキブ州と国境をまたぐ湖です。こちらの記事によると、二酸化炭素とメタンで飽和状態になっている世界に3つしかない湖のうちの1つのようです。じきに湖水爆発する可能性があるとのことです。そんなことは知らずに、呑気にボートクルージングを楽しんでしまいましたが…

日の入り前のキブ湖

キブ湖への行き方

バスで行く場合、キブ湖は「カロンギ」という場所で降り、そこから車orバイクタクシーで約10分くらいで着きます。

私は南部州のフイエというところに住んでいるので、ローカルバスでまずフイエからムハンガ(フイエとキガリの中間地点くらいに位置する都市)まで行った後、カロンギ行きのバスに乗り換え、カロンギで降りました。4時間くらいで着くと想定していましたが、カロンギのバス停で長時間待たされ(ルワンダのバスはチケット通りの時間に来ないことがしばしばあります)、計6時間かかってしまいました。

フイエからカロンギの行き方

キガリから行かれる場合は、乗り換えの必要なしでKivu beltなどのバス会社からカロンギ行きのバスチケットを購入できると思います。

★キブ湖旅行の注意事項★
1. 車で行く方へ
道中、道路が未舗装な上にボコボコしているところをずっと登っていくことになるため、車で旅行していた人の中には、キブイエまで行かずに手前のリゾート地のような場所で留まる方もいました。

2. 乗り物酔いしやすい方は注意!上記の通り、道が悪くバスに乗っていてかなり乗り物酔いをしてしまいました。必要に応じて酔い止めを持っていくことをおすすめします

キブ湖で泊まったおすすめホテル

今回はお手頃価格で泊まれるRebero Kivu Resortというホテルを知り合いにおすすめしてもらい、3人部屋(49ドル)に泊まりました。

作りは若干古めですが、多少の清潔感はあったため、許容範囲が広めの大学生からすると比較的快適に過ごせました。もちろんお湯シャワーも使えます。

朝食(込みのプラン)はいくつかのメニューの中から選ぶのですが、フルーツ・ブレッド・卵料理・お好きな飲み物という組み合わせです。味はまあまあでした。

キブ湖の島をめぐるクルージングをしてみた!ガイドの見つけ方から感想まで

キブ湖のクルージングって?

キブ湖には、6つの小さな島があり、その一つ一つにユニークな名前と由来があります。クルージングではこの島を巡ったり、体を動かすアクティビティをしたりすることができます。特に面白そうな島とアクティビティを以下に挙げてみました。

  1. ナポレオン島でのハイキング…島の形がナポレオンの帽子に似ているため、このように呼ばれています。この島は約1kmのハイキングができる島で、途中で大量のコウモリが飛んでいるのを見ることができます。
  1. 牛の水泳ぎ…キブ湖のクルージングをしている最中に、牛の群れが湖を泳いでいる姿を見ることができるそうです。私が行った時には見ることができませんでしたが、タイミングと場所がうまく合えば見ることができそうです。
  1. キブ湖を泳ぐ…キブ湖は水泳もできるようで、公式サイトには「安全」と書いてあります。(実際のところは分かりません…寄生虫などの心配もありそうです。)
  1. キブ湖カヌーorボート体験…クルージングの途中でカヌーやボートに乗り換え、自力でキブ湖を移動してみるという体験です。私はしませんでしたが、何組か体験しているのを目にしました。
  1. 平和島の散策…6つの島の1つに、「平和島」という島があり、島に上がって散歩することができます。政府の方針によって壊されるまでは人々が集まるバーがあったようで、その痕跡が残っていました。
  1. モンキーマウンテン…この島には、ベルベットモンキー(顔が黒いのが特徴)という猿の一族が住んでいることから、このような名前が付けられています。

ガイドの見つけ方

キブ湖のマップを見るとたくさんのクルージングツアー会社が表示され、どの会社がお手頃かつクオリティが高いのか見分けがつきません。

そこで、まずホテルにチェックインし、荷物を置いてからクルージングの会社を見つけようとしたところ、ホテルのフロントの人に、ホテル専属のガイドを強く勧められました。

値段を聞いたところ、最初はボート1つ(最大10人くらい乗れます)で約1万円くらいと言われました。噂ではもっと安くクルージングできると聞いていたため、交渉し、最終的に56,000フラン(約6,600円)まで値下げしてもらい、他のクルーズ会社に当たらずにホテル専属のガイドにお願いすることにしました。

この日は到着時間が遅れて夕方になっていたため、6つの島全てを周るフルコースではなく、4つの島をまわるコースを選びました。

島を歩いて写真を撮ったりコウモリを見たりするだけでなく、キブ湖自体がとても綺麗で癒やされました。また、夕焼けの時間に被ったこともあり、太陽の沈むのを楽しみながらクルージングできました。

夕焼けと共に楽しんだクルージングの様子
ナポレオン島の頂上。向こう側はコンゴ民主共和国だそうです。

キブ湖付近のおすすめレストラン

最後に、キブ湖周辺で食べたディナーをご紹介します。

ホテルからバイクで5分ほどの近さにある、Carnival Club Beachというレストランで、ティラピアという淡水魚をいただきました。

ティラピアはとても大きくボリュームたっぷりでした。

癖のあまりない味で、とても美味しかったです。一緒に頼んだチャーハンとポテトもなかなか美味しい味付けになっていました。

しかし、ルワンダあるあるで頼んでから出てくるまでに1時間半以上待たされたので、時間に余裕を持ってくることをおすすめいたします

おわりに

いかがでしたでしょうか?ルワンダの観光地の中でも、キブ湖は個人的におすすめのスポットです。一方でキブ湖で会った観光客に、自然の美しさに囲まれたコンゴナイルトレッキングがとてもおすすめだと言われ、次の機会があったらぜひ試してみようと思いました。

今後も引き続き、ルワンダの観光事情や生活事情などを更新していこうと思います。

お楽しみに!


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