★目次★
こんにちは!Pick-Up! アフリカです!!
今回は「アフリカどんな国シリーズ」として、アルジェリアをご紹介します!
アルジェリアってどこにあるの?

アフリカ大陸の北部に位置するアルジェリアは、北を地中海に臨む広大な国家です。その面積は238万1,741 ㎢に及び、アフリカ大陸で第1位(世界第9位)の面積を誇ります。これは日本の約6.4倍という驚くべき広さです!
北は地中海に面し、東にチュニジアとリビア、南にニジェールとマリ、西にモーリタニア、西サハラ、モロッコと国境を接しています。
アルジェリアの基本情報
国旗:

首都: アルジェ
人口: 4,681万人(2024年、世界銀行)
気候: 10月〜3月が雨期、4月〜9月が乾期となります。南部には広大なサハラ砂漠が横たわり、夏季は高温と乾燥により森林火災への注意が必要な時期もあります。
言語: アラビア語およびベルベル語(公用語)。歴史的背景からフランス語も広く通用しています。
宗教: スンニ派のイスラム教。豚肉や酒類を避ける習慣やラマダンなど、宗教的規律が日々の暮らしに深く息づいています。
観光: 先史時代の壁画や古代ローマ遺構など7つの世界遺産が存在し、サハラ砂漠も大きな魅力です。なお、南部等の特定地域はテロ等のリスクに留意し、認可旅行会社の利用が求められます。詳細は、外務省の海外安全情報をご確認ください。
歴史: フェニキアやローマ、オスマン帝国等、多様な文化が交差しています。19世紀からのフランス植民地時代を経て、激しい独立戦争の末に1962年に主権を回復しました。
治安: テロの脅威は沈静化の兆しにありますが、一般犯罪には警戒が必要です。地方への移動時には治安当局への届け出やエスコートが必要な場合がある点に留意してください。
日本との関係: 共に地震国として、阪神・淡路大震災での「アルジェリアテント」寄贈や緊急援助隊派遣など、相互扶助の歴史があります。丹下健三氏設計の大学や柔道人気など、文化面での結びつきも強固です。
政治・経済: 共和制(テブン大統領)。天然ガス等の炭化水素部門が輸出の8割強を占める資源依存型経済からの脱却を目指し、再生可能エネルギー分野の開発を加速させています。
インフラ: JICAを通じた通信や防災分野の協力が進行中です。都市部では慢性的な渋滞が発生しており、公共交通の運行も不安定なため、移動には十分な時間が必要となります。
深掘りしたい!アルジェリアトピック
Pick-Up! アフリカのスタッフが深掘りしたいアルジェリアと日本に関連したトピックについてご紹介します!
日本と支え合う地震国なアルジェリア
同じ地震国として、両国は困難のたびに手を取り合ってきました。
阪神・淡路大震災: アルジェリアから寄贈された巨大テント90張りは、砂嵐にも耐えられる頑丈な作りで避難生活を大いに支えました。「アルジェリアテント」として神戸市民に感謝とともに記憶されています。
2003年ブーメルデス地震:マグニチュード6.8の大地震に対し、日本は直ちに国際緊急援助隊90名を派遣し、1名の救出に成功しました。また、約19億円の円借款により被災した小・中・高校の施設の再建を支援しました。この時の支援が縁となり、神戸市の小学生から励ましのメッセージが送られ、2004年にブーテフリカ大統領(当時)が訪日した際には神戸の児童たちとの対面も実現しています。現在でも、国立地震工学研究センターとの耐震実験に関する協力が続いています。
東日本大震災: アルジェリア政府から1,000万ドルの義援金が供与されました。
サッカーだけじゃない!?柔道の国アルジェリ
サッカーが盛んで2014年W杯ではベスト16に進出しドイツと熱戦を演じたアルジェリアですが、実は柔道も非常に人気が高く、アフリカ大会では常に上位を占め、アラブ大会でも優秀な成績を収める強豪国です。オリンピックの記録によると、2008年の北京五輪で、アマル・ベニクレフ選手が男子ミドル級で銀メダルを獲得しました。また、同大会で、ソラヤ・ハダド選手が女子ハーフライト級で銅メダルを獲得しました。
日本は2005年にアルジェリア柔道連盟へ柔道器材の供与を行ったほか、2015年にはオリンピック金メダリストの谷本歩実氏が現地でデモンストレーションを実施しました。
2017年には全日本柔道連盟からコーチが1年間派遣され、ナショナルチームの指導にあたるなど、日本とのスポーツ交流が活発に行われています。
強化トレーニングのために定期的に訪日する柔道関係者もいるほどです。
日本のトレンドクエリからみたアルジェリア
Googleトレンドから日本における「アルジェリア+検索ワード」についてみていきます!
アルジェリア+ナイジェリア
名前が似ていることから検索ワードで一緒に調べられることが多いナイジェリア。どちらもアフリカを代表する主要国です。経済規模でみると、アルジェリアはナイジェリア、南アフリカ、エジプトに次ぐ経済大国という位置にあります。

ナイジェリアについて知りたい方は以下の記事もご覧ください!

アルジェリア+フランス
19世紀以降のフランスによる植民地支配と激しい独立戦争の歴史があり、1962年に独立を果たしました。この独立戦争は当時の反植民地主義や民族主義運動に世界的な影響を与えました。現在もフランス語が国民の間で広く用いられるなど文化や言語に色濃い影響が残っています。サッカーの元フランス代表の英雄ジダン氏がアルジェリア系であることや、ノーベル文学賞を受賞した『異邦人』の作者アルベール・カミュがアルジェリア生まれのフランス人作家であることなど、フランスとの関わりは多方面で根強く残っています。
アルジェリア+映画や文化
独立戦争を描いた傑作映画『アルジェの戦い』の舞台となった首都の旧市街「カスバ」は、アルジェ湾に向かう斜面に広がる迷路のような美しい街並みで、世界遺産にも指定されています。昭和歌謡『カスバの女』のモチーフとしても日本の年配層には有名です。
また、音楽面では伝統音楽「アンダルー」や「シャビー」があり、リュートやギターなどの弦楽器と打楽器(ダルブッカ)を用い、変拍子が特徴的な豊かな音楽文化を持っています。
さいごに
アルジェリアは、アフリカ大陸最大の面積と豊かな資源、世界遺産を誇る国です。日本とは遠く離れていますが、地震国としての助け合いや、建築・柔道を通じた深い繋がりがあるのは意外な発見だったのではないでしょうか? これからも「アフリカどんな国シリーズ」ではアフリカ各国の魅力をお伝えしていきます。次回もお楽しみに!
参照ソース
外務省
世界銀行
JICA
JETRO
オリンピック

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