水曜日→「テクノロジー」、「イノベーション」、「スタートアップ」。 土曜日→「ビジネス環境」、「地域経済」。 それぞれを取り巻く環境に関連する記事を担当。 Twitter: @samuelima18

皆さん、こんばんは!

今日は医療に関してお届けします。

日本でのコロナのケースが増えてきたことで緊急事態宣言をする都市が増えてきました。また世界に目を向けると、ヨーロッパでは予防接種を国民に対して行なっているところもあります。

さて、アフリカはどうでしょうか?

今日は少し現在のアフリカのコロナの状況に関するニュースを届けている記事を共有します。

アフリカでのビジネスにご興味をお持ちのかた、ぜひご参考に。

明日の更新もお楽しみに!


 アフリカ、コロナの件数が285万人を越す

英題:Africa’s confirmed Covid-19 cases pass 2.85m

記事リンク:https://www.newtimes.co.rw/africa/africas-confirmed-covid-19-cases-pass-285m

内容と背景:

さて記事の題名にもありますように、単刀直入にいいますと、アフリカでのコロナの件数が285万人を超えたとの記事です。さてさらに中身を見ていきましょう。

アフリカ連合(African Union)内にある、健康医療期間である、Africa Centres for Disease Control and Prevention(アフリカ疾患予防管理センター:Africa CDC)によると、ついにコロナ患者の累積数が285万人を超え、死者も6万7千人を超えたと伝えています。

日本のニュースでもたびたびCDCによる調査結果によるコロナの影響の報告と聞くことが多くなってきたと思いますが、元がアメリカ政府機関でありながらもアメリカ国内外の疾患予防センターであるのに対し、今回のニュースはアフリカの機関から届けられたようです。

一番コロナの影響を受けている国として、南アフリカ(100万件越え、死者は3万人を越す)、モロッコ、チュニジア、エジプト、エチオピアが挙げられるようです。

さて、関連記事にも共有していますが、ここからは少し他の記事から予防接種に関しての情報を拾っていきたいと思います。

12月上旬の記事によると、世界で様々なトライアルが行われている中でアフリカからは南アフリカとエジプトがトライアルとおこなっており、他の国はまだ準備をしている段階だったようです。ただ、ワクチンを輸送するためのサプライチェーンインフラ、特に冷蔵冷凍技術を備えたインフラが整っていないことが問題になるだろうとも伝えられているようです。WHOもこの点に懸念を抱いており、彼らによると、80%の準備度合いが一つの基準となる中、アフリカではほとんどの国の準備具合が平均30%程度と伝えています。そのため、WHOはアフリカの国々に対して、ワクチンを受け入れられるインフラの整備にもっと力を入れるようにと警鐘を鳴らしており、国々にはすぐにでも準備を進める必要が日に日に増しています。

また、ワクチンを最初に受け取るべきグループへのワクチン摂取には約57億ドルの費用捻出が必要なようで、さらにここに、ワクチン接種に関わる他の項目の準備(トレーニングが、道具への費用)として15〜20%が加えられるようでアフリカの国々にとっては資金繰りなど頭を悩ますことになりそうです。

一番準備ができていると思われる南アフリカでは、今年のうちに、段階的にワクチンの接種を国民に施していくようですが、今年は約67%程度になるだろうとも共有されています。しかし、国内では時間がかかり過ぎているとして批判の声もあるようです。というのも、国際的にコロナのワクチンへのアクセスを迅速に進めるための取り組みとしてCOVAXが中心となって行われているのですが、世界各国が何らかの貢献をしている中、様々な国がそれぞれの貢献度合い、準備具合によってコミットメントを表明している中、すでにコミットメントを見せると表明した国々の中に入っている南アフリカがその費用の支払いに遅延しているというニュースも伝えられており、それが国内での批判のもととなっています。

前半部分のニュースを伝えていたルワンダの報道機関によると、ルワンダでは12月中旬時点でルワンダはワクチンを受け取ることのできる95カ国に含まれており、今年早い段階でワクチンを国民に届けられるのではないかと伝えられています。最初の段階では国民の20%程度への摂取が予測されているのですが、国保健大臣はこの割合を可能な限り増やし、60%などにしたいとも話している反面、すでに約1500万ドル(約15億円)の支出が必要ということも伝えられており、その費用の捻出に政府がすでに取り組んでいるとも伝えられています。

また、アフリカでのワクチンに関するニュースを随時お届けできればと思いますが、経済状況の悪化などがどこまで国の費用捻出に陰りを落とすのか心配なところです。

また、昨年6月などの時点でアフリカの中でもうまくコロナを抑え込んでいると言われていたチュニジアが今回最も影響を受けている国の一つになったことなどを読みますと、アフリカでも第二波、第三波などを経験している国が増えてきていると予測せずにはいられない感じです。

またこの件に関しても最新情報をお届けしていきます。


関連記事:

  1. 「COVID-19: S Africa to vaccinate 67% of population; healthcare workers 1st in line」Link
  2. 「COVAX Announces additional deals to access promising COVID-19 vaccine candidates; plans global rollout starting Q1 2021」 – Link
  3. 「The COVAX Facility participating 190 economies」Link
  4. COVID-19 vaccine trials in Africa: what’s promising, and what’s problematicLink
  5. 「WHO urges African countries to ramp up readiness for COVID-19 vaccination drive」Link
  6. 「Rwanda to acquire Covid-19 vaccine early next year」 – Link
  7. コロナワクチン普及に向けたルワンダでの動き【Pick-Up! アフリカ Vol. 64:2020年12月18日配信】Link
  8. コロナワクチン普及に向けたエチオピア航空とケニア航空の取り組み【Pick-Up! アフリカ Vol. 58 :2020年12月11日配信】Link

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