皆さん、こんばんは!

明けまして、おめでとうございます!

昨年は記事をご愛読いただき、ありがとうございました。

今年も引き続きトピックに富んだアフリカに関するニュースをお届けできればと思っております。

今年もよろしくお願いいたします!

さて、本日は本年最初ということで、先月、12月の人気記事をお届けします。


1位:東アフリカで再びバッタが大量発生か【Pick-Up! アフリカ Vol. 50:2020年12月1日配信】

こちらは、東アフリカを中心にサバクトビバッタが発生し、その影響によって農業分野に影響が出ることが予測され、それに対し、ケニア政府の対策、取り組みなどに関して共有した記事です。実は今回(12月時点)でバッタの大量活性に関してのニュースは私たちのサイトでは2回目であり、7月に共有したものからまた発生したことを発信していました。

2020年だけでなく、2019年にもこの被害が起きており、この一年苦しめられたと言っても過言ではないでしょう。特に東アフリカから中東にかけて、そしてその中でもケニア(75年間で最悪の被害)、エチオピア(25年間で最悪の被害)、イエメンが特に大きな被害を受けたようです。

また、今回この記事が大きな注目を上げた理由としては、11月28日にTBSにて報道特集で扱われたことなどが予測されています。


2位:アフリカの人的資本に関する話題- 頭脳流出と人材育成教育【面白記事 Vol. 134: 2020年9月14日配信】

こちらは、前回(11月)の人気記事でもトップ5入りした記事です。

アフリカの経済発展を行なっていく上で、一つの課題となっている、人材の大陸街への流出の原因や影響、そしてその対策に関して、一番影響を受けていると言われるナイジェリア、そして比較的うまく対処できているルワンダを例に届けています。

アフリカの経済成長シーンで注目される、ナイジェリアやケニアなどアフリカ各国の人的資本指数(Human Capacity Index: HCI)なども共有しどのような状況なのかなどの話題を書いた記事になっています。

またこの配信では、2記事目もあり、そちらでは人材育成という観点から、ドイツと南アフリカとの国交の中で、職業訓練・技術高等学校と言われるTVETの強化への取り組みの一環として、そこで教える教師陣の教育スキル向上に取り組む施設の設立を伝えている記事です。

TVETや人材育成に関してのニュースはその後も取り扱っていますが特に以下の記事なんかも参考に頂ければと思います。

関連記事:

  1. 『アフリカの職業訓練教育分野における中国のプレゼンス【Pick-Up! アフリカ Vol. 63 (投稿:2020年12月17日)】』 – Link
  2. 『南ア:多くの学生を大学教育にアクセスさせるための新たな提案【Pick-Up! アフリカ Vol. 49(投稿:2020年11月30日)】』 – Link

3位:SDGsに取り組む国連機関の日本での取り組み、UNOPS GIC Japanとは?【Pick-Up! アフリカ Vol. 56 (投稿:2020年12月9日)】

こちらの記事では、弊社が関わっているスタートアップ企業の国連x SONYのインキュベーションプログラムへの選出と、12月10日のBSテレ東の番組、「日経プラス10」への出演をお伝えしました。

このインキュベーションプログラムは、国連機関である、UNOPSと、神戸市、兵庫県、SONYが立ちあげ、神戸市にGlobal Innovation Centre Japanが設立され、SDGsで掲げられている課題、特に気候変動などに取り組み、強靭なインフラ作りに取り組むスタートアップ5社が選ばれたことを記事では伝えています。

弊社が関わっているKivu Cold Group社に関しては以下のリンクが会社のホームページとなっています。合わせてご訪問ください。

Kivu Cold Group社ホームページ – Link


4位:バイデン政権の誕生はアフリカにとって何を意味しているのか【Pick-Up! アフリカ Vol. 32 (投稿:2020年11月10日)】

こちらの記事では、アメリカの大統領選挙が行われ、現大統領のトランプ大統領の任期中は何かとあまりいい関係になかったアメリカとアフリカ外交が、バイデン次期大統領に交代することで、どんなことが期待されているのかなどが記事では共有されています。

2021年はアフリカにとって、アフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)が施行されるなど、アフリカとして世界と貿易、ビジネスを行いつつ、アフリカ大陸内での貿易の活発化への取り組みが強められることから、このように世界各国とどのような関係性を大陸として、あるいは各国がどのような外交関係を作っていくのかが楽しみなところです。

合わせて、近い内容の話題・記事を取り扱った記事もお楽しみください。

関連記事:

  1. 『アメリカはAfCFTAをどう捉えているのか?〔AfCFTAと他大陸地域 其の一〕【Pick-Up! アフリカ Vol. 30 (投稿:2020年11月7日)】』 – Link
  2. 『ケニアとイギリスが正式に貿易協定を締結【Pick-Up! アフリカ Vol. 61 :2020年12月15日配信】』 – Link

5位:アフリカの教育業界×ICTに関する話題【面白記事 Vol. 59: 2020年6月15日配信】

こちらも前回の人気記事に選出されており、6月に配信した記事ながら、少し息長く楽しんでいただいている記事です。

南アフリカとルワンダでの取り組み2記事を扱った投稿なのですが、今年コロナの環境下において教育分野は、テクノロジーをより必要とした分野、そして同分野でテクノロジーを活用したソリューションを提供した企業やスタートアップの取り組みは例年以上に注目されました。

南アフリカからは、通信会社Vodacom社がWIST大学とのパートナーシップで学生がオンライン授業を受けられる環境づくりとして、同社のSIMカードを登録している25歳以下の学生に対しデータSIM・あるいはデータ利用額に割引を実施していくというものです。

アフリカでは国際機関が推奨する年間の収入の割合に占めるインターネット料金の割合が高いことが一つの課題として挙げられており、オンラインでの受講が避けられなくなってきている中でこのように民間企業が少ないながらも割引などを行うことは学生にとって良いものになったのではないだろうか?

またこの件に関しては、アフリカの31カ国、民間企業、国際機関、各国国際協力機関、教育機関などが集まり、アフリカでの持続可能な経済発展実現をIT/ICTを活用した知識集中型経済発展を通して実現しようとするSmart Africa Allianceの理事会にてインターネット費用の50%削減に向けた取り組みを参加国の首脳が宣言したことで、今年これがどこまで実現されるのかも楽しみなものです。

2記事目では、ITUとUNICEFが中心となり、他にも国際機関や民間企業などが参加し、教育分野で学校をオンラインにしていくプログラム、Gigaイニシアチブの実施において、アフリカ地域ではルワンダが主導していくことを伝えるニュースをお届けしました。

以下にはその後お届けしましたGigaイニシアチブに関する記事を共有しています。合わせてお楽しみください。

関連記事:

  1. eコマースセクターとネット接続向上に関する最新の話題【面白記事 Vol. 135: 2020年9月15日配信】 – 記事2「GIGAイニシアチブの一環としてERICSSONとUNICEFがパートナーシップを提携Link

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